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さて、嵐山を訪れたミモロが、ランチに向かったのは、保津川沿いの食事処「松籟庵」(しょうらいあん)。

公園の中にあるため、車が通れる道から、さらに遊歩道を川沿いに5分ほど歩きます。
川沿いの道から、「松籟庵」がある場所へは、石段を上がり、山の中へ。
しばらくすると、山の木々にすっぽりと包まれたような日本家屋の姿が。

「ここだね。なんか風情ある建物・・・」
それもそのはず、ここは、かつて近衛文麿公の別邸で、建物は明治初期のもの。
嵐山の渓谷を見下ろす、素晴らしい立地にあります。
玄関でミモロは、声をかけました。


「あのーお昼をいただきたいんですけど・・・・」
「ご予約は、いただいていますか・・・」
「どうしよう、予約してません。駄目でしょうか・・・」ミモロはとても心配そう。
「しばらくお待ちください・・・」と言われ、ドキドキしながら外で待つことに。
「お待たせしました、お席用意できますから、どうぞ・・・」
「どうもありがとうございます。よかったー」ミモロは、やっとホッとした様子。
*週末や秋の紅葉シーズンは、必ず予約をおすすめします。平日であったため、たまたまミモロはお席に入れました。ホントにラッキーなミモロです。
通されたのは、しっとりとした趣が漂う品格あるお座敷です。

大きな窓からの眺めは、とても清々しい景色。今は、緑が一面を覆う窓も、
秋ともなれば、楓の紅葉が、鮮やかに窓を彩るそう。

テラスからは、眼下の川をゆったりと進む船の姿。


「今もみずみずしい緑がキレイだけど、きっと紅葉の時期は、素晴らしい眺めが見られるね。
秋にも来てみたいー」ミモロは、秋の景色を思い浮かべます。
さて、楽しみなお料理は、

まず、竹かごに、鱧の落とし、湯葉、コーンの天ぷらなどをはじめ彩り豊かな品々が登場。
「わー美味しそう・・・」ミモロの目も釘づけです。
「この煮物は、芋、タコ、南京っといって女性が好きなものですよ」

「自然の甘さがたまらないねー美味しい!」。ミモロもやっぱり女の子、大好物のひとつです。
そして、揚げ出し豆腐や湯豆腐が登場。

「お豆腐が揺れ始めたら、食べごろなんだって・・・。早く揺れないかな」ミモロはじっと見つめます。
ミモロが注文したのは、お昼のコース「松葉」3800円。
盛りだくさんの内容で、とてもお得の感じのコースです。
お豆腐のアイスクリームのデザートは、ゆっくり外の景色を眺めながらいただきます。

「あ、生八つ橋ものってる・・・」、ほんのり香る豆腐の風味を味わいながら、ミモロはペロリ。
「あー美味しかった・・・。やっぱりここの方が町中より涼しくて気持ちいい。
なんか帰りたくなくなっちゃった・・・」

ミモロは、窓の外を眺めながらポツリ。
じゃ、もうちょっと居させてもらいましょ。
「うん、お腹もいっぱい。だんだん眠くなってきちゃった・・・・ムニャムニャ」
だめよ、ミモロ、眠っちゃ!
旅のポイント
詳しくは、「松籟庵」のホームページで。