ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロ、萩・津和野の旅へ。まず新山口駅から、旅情あふれるSLの旅のスタート

2011-10-27 | 旅行
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今日から、この9月、ミモロが行った萩・津和野・湯田温泉の旅をリポートします。

京都から、山陽新幹線で約2時間。ミモロは、初めて新山口駅に降り立ちました。
「山口県って行ったことがないから、すごく楽しみールンルン」と嬉しそうなミモロです。

駅に降りて、まず向かったのは、駅構内の観光案内所。そこでこれから行く予定の津和野、萩などの情報や地図をもらいます。「山口には、見どころや美味しものがいっぱい。思い切り楽しんでくださいね」と。
親切にいろいろ教えてもらいました。

*旅のポイント:観光地に行ったら、まず案内所で地図や地元おすすめのお店、またその日にやっているイベント情報などを仕入れましょう。特に地図は、携帯に便利なものや、わかりやすいものが多くおすすめ。

津和野に向かう予定のミモロ。まだ乗り換えの時間まで余裕があるので、駅の構内を見て回ることに。
「あ、誰か立ってる・・・」と、ミモロが近づいたのは、山口県出身の明治の俳人・種田山頭火の銅像です。
 雲水姿で、西日本を中心に旅をしながら、俳句を作った姿を象った像です。

「えーと、今、どこら辺にいるんだろ?」大きな地図を前に、新山口や、萩、津和野などの位置を確認。
「山口県って、海に囲まれた県なんだー」と地図を見ながら。瀬戸内海、響灘、日本海と三方を海に面した山口は、海産物の美味しさも旅の楽しみになります。

駅構内には、豊富な海の幸のお土産がいろいろ。なかでも名物のかまぼこのお店が多さが目立ちます。
「いろいろな種類のかまぼこがあるんだねー。どれも美味しそう・・・」とガラスケースに立ち止まるミモロです。「でも、今、買っちゃうと重いから、帰りにしよう!」と、トコトコ乗り換えホームへと向かいました。


この日、ミモロが乗るのは、なんと蒸気機関車「SLやまぐち号」。日本でも数少ないSLのひとつで、チケット入手がむずかしい人気の列車です。

*旅のポイント:「SLやまぐち号」は、新山口駅~津和野駅の62.8キロと約2時間かけて進みます。運行は、週末と祝日で、1日1往復のみ。全席指定で、乗車券の販売は、JRみどりの窓口で1カ月前から開始されます。人気で早めの予約が必須!


すでにホームに入っている機関車からは、黒い煙が上がり、出発の準備も完了。
「わー大きい!」ミモロは、初めて近くで見るSLに、ただ見惚れています。



SLやまぐち号は、C57蒸気機関車で、「貴婦人」の愛称をもつ美しいスタイルが、SLファンを魅了しています。
「昭和12年生まれなんだ」。ミモロがじっと見つめていると、運転手さんが、機関室の近くまでミモロを持ち上げてくれました。

「キャー、運転席って、すいぶん高いなぁ」とビックリ顔のミモロです。

ホームは、SLのために、レトロな雰囲気。
運転手さんになれる記念撮影のボードもあります。

さぁ、そろそろ出発の時間。ミモロも列車に乗り込みます。
「SLやまぐち号」の客車は、1号車から5号車まで。それぞれの車両は、異なった設え。ミモロの指定席は、2号車で、そこはオリエント急行に乗っている気分が味わえる欧風客室。ステンドグラスなど、クラシックなインテリアの人気車両です。

「わー豪華な雰囲気…。なんかドキドキしちゃうー」と初めてのSLの旅に、ちょっと緊張気味のミモロです。

実は、ミモロがこの列車に乗るのを決めたのは、出発の前日。旅行会社に新幹線の乗車券の予約に行った折、たまたまキャンセルで1枚だけ「SLやまぐち号」の乗車券があったんです。とてもラッキーなミモロです。しかも、人気の2号車。こういうこともあるので、満席でも間近になるとキャンセルがでることも。

ミモロが席に着くと、列車は、ポーっと大きな汽笛を鳴らして、ゆっくりとホームから動き出しました。

シュッシュー、蒸気を吹き出す音は、まるで機関車が息をしているみたい、電車では味わえない感覚が。

さぁ、どんなSLの旅が始まるんでしょう…。

*「SLやまぐち号」の詳しい情報や予約状況などは、ホームページで。





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