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萩・津和野の旅に出かけたミモロ。新山口駅から津和野まで、蒸気機関車の「SLやまぐち号」で向かいます。


車窓には、田園風景が広がり、時折、鳴らされるポーという汽笛が、SLの旅ならではの旅情を誘います。

通常運行の電車とは違い、ときどき駅に数分間止まっては、記念撮影タイムなども。
ミモロも降りて、小さな駅の風情を楽しむことに。

「なんかいい感じだねー」ホームのはじっこに座ってのんびり。

列車全体を眺めることもでき、楽しい時間です。

津和野に向かう列車では、1号車には、展望デッキがあり、単線の線路の様子や周囲の景色などを、身近で見ることができ、乗り物好きのミモロは、もう夢中。

「ゲホゲホ…」。蒸気機関車の煙が、突然ミモロを包みます。「わー真っ黒になっちゃうー大変!」と慌てて客車の中に駆け込むミモロ。こんなハプニングもSLならでは…。
「間もなくトンネルに入りますので、窓を閉めてください」との車内放送に乗客たちは急いで窓へ。これも、なんかいい感じです。
自分の席にもどったミモロは「あのーお弁当食べてもいいですか?」と、4人掛けのボックス席のほかの方に、ご挨拶。「どうぞ、どうぞ・・・」とミモロは、すでに仲良くなっている方の膝の上に乗って、新山口駅で買った「かしわめし」の駅弁を開きます。

えーいつ買ったの?さすが旅馴れたミモロ…。ほかには、だれも食べてないのに…。
「だって、駅の案内所のおねえさんに、駅弁を買って乗るといいですよって、アドバイスもらったんだもの。いただきまーす!」鶏のそぼろなどが、たっぷりの人気の駅弁。周囲の視線を浴びながら、ミモロはパクパクと駅弁を平らげます。
すっかり食べ終わると、何事もなかったように、窓の景色を眺めます。

「やっぱりSLの旅は情緒があっていいねぇー」と、津和野に着くまで、窓のところを離れないミモロです。
もうすぐ終点の津和野…記念のしおりもいただきました。

やがて列車は、津和野駅に。

「えーっと帰りの列車は、3時間後だから、それまで町を散策しよう」と、ミモロは、地図を片手に津和野の町へと歩き出しました。
*旅のひとこと:SLの旅は、鉄道ファンや子供だけでなく、大人も十分に楽しめるもの。目的地に到着するための交通手段としてではなく、移動すること自体が、楽しくなる旅です。ぜひ1度乗ってみてはいかがでしょう。列車では車内販売がないので、ミモロのように駅弁をあらかじめ用意することをおすすめします。