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境内に並ぶたくさんの露店が、お祭りムードを盛り立てる伏見桃山の「御香宮神社」。


社務所を帰り際に立ち寄ったミモロ。ここは、応神天皇の母である神功皇后を祭神とする安産と子育てに、ご利益があると言われ、社務所にもいろいろなお守りが並んでいます。

「私には、安産は、関係ないけど、幸守や開運守もある・・・」とミモロは、色とりどりのお守りをひとつひとつ見てゆきます。
と、そのそばに、見つけたのが、「水占い」という文字。
ミモロの関心は、そちらに・・・。

「これ、なんですか?」、ミモロは、社務所の方に尋ねます。
この神社は、その名が示すように、よい香りの水が湧くと言われるところ。
この水占いは、そのお水を使った不思議なおみくじだそう。
「好きな札を選んでください」と言われ、ミモロは、さっそく1枚を筒の中から選びます。
ビニールの袋に入ったその札を、社務所の方が袋から取り出し、ミモロに渡してくれました。

「そのお札に水をかけてくださいね。文字が浮かび上がってきますから・・・もし、よく読めなかったら、社務所に持ってきてください。でも、しばらくすると文字は消えてしまうので、早めに持ってきてくださいね」と。
言われた通り、まずは、水場へ行って、その札に水を掛けるミモロです。

「キャ冷たい・・」ミモロが水浴びしてどうするの・・・。濡らすのは、お札だけよ。
「でも念のため、たっぷり水をかけとこう・・」とミモロは、札を水場につけることに。

すると見る間に、札の後ろに、何やら文字が浮かび上がってきました。
赤い文字で、「あ、大吉だって・・・」

「でも、ほかの文字がぼやけて、よく読めない・・・どうしよう・・・」
ミモロは、社務所の方に言われたことを思い出し、急いで社務所に引返すことに。
「あのー、よく見えないんですけど・・・」
「ちょっと待ってくださいね。その札はーあ、これですね」
社務所に用意されたプリントを出し、ミモロのお札に微かに見える文字の形や並びから、お札に書かれた文章と同じものを探してくれました。
「今は、発展期だけど、油断をしちゃだめ。やりすぎに注意して、慎重に・・ということかぁーフムフム」と、そのお札の文章を読むミモロです。
「つまり、たくさん美味しい食べ物に出会うけど、油断して食べすぎちゃだめってことね」と、ミモロは、独自の解釈で、納得。まぁ、おみくじは、同じものを引いても、その人の解釈次第ですから・・・。
読んだおみくじは、そばの箱に納めます。

水にまつわる神社らしい、すてきなおみくじです。ぜひ、訪れたら、引いてみてください。