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新山口駅から「SLやまぐち号」に乗って、やってきた津和野。
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その日の夜に、湯田温泉でお友達と待ち合わせをしているミモロは、帰りの電車の時間まで、津和野の町を歩きます。
「あんまり時間がないから、急いで見て回らなくちゃ!」と、足早に津和野駅から町中へ。
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山陰の小京都と言われる津和野。昔、つわぶきが群生した「つわの茂る野」に由来して、津和野の名になったとか…。すでに縄文人も住んでいたと思われる遺跡が、町のあちこちに出土しているという土地。古くから、人が住み、山陰と山口を結ぶ交通の要所でもあった場所です。城下町として発展するのは、江戸時代、城主亀井家11代のもと、商業、文化、学問が奨励され、山陰の城下町のひとつとして発展してゆきます。
「あれ、津和野って、島根県なんだぁー。山口県かと思ってた…」と、住所表示を見て、声を上げるミモロ。
よく「萩・津和野の旅」と旅行会社のパンフレットなどで目にするため、2つの町は、同じ県かと思われがち。でも津和野は、島根県。萩は山口県です。まさに島根と山口の県境にある津和野へは、山口駅から直通電車がありますが、萩に行くには、電車だと遠回りで、バスを使うのが一般的。バスは多数運行しています。
「萩と津和野って、結構離れてるんだー」と地図を見て、あらためて思うミモロです。
さて、津和野駅周辺の町歩きは、町がこじんまりとしているため、3時間もあれば、ひと通り見て回れます。
駅のそばには、津和野出身の画家「安野光雅美術館」や、「津和野葛飾北斎美術館」
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町を横切る本町通りが、津和野のメインストリート。道沿いには、昔ながらの情緒を漂わす商家が軒を連ね、風情もいっそう。
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大きな構えの日本酒の蔵元も多く。試飲を楽しめるところも。
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津和野の街並みで有名なのは、白壁と掘割。
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本通りに沿うように、続く白壁。その前の堀には、花菖蒲が植わり、春は、彩りも美しく訪れる人を迎えます。堀の中には、りっぱな鯉が悠々と泳ぐ姿が。
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「わー大きいー。よく太っていて、新巻鮭くらいのサイズはあるねぇー」と、見事な体格の錦鯉に驚くミモロです。津和野では、江戸時代から、藩の経済を担うため、鯉の養殖が奨励されていたそう。いまも町のあちこちに鯉が泳いでいて、こんなオブジェも見つけました。
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日本情緒あふれる大きな商家や武家屋敷が連なる本通りで、異彩を放つのが、「津和野カトリック教会」。
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昭和6年にドイツ人ヴェケレーによって建てられた西洋ゴシック建築で、内部は畳敷き、色とりどりのステンドグラスが外の光を鮮やかに建物の内へと導いています。
「わー津和野には、いろいろ見るところがあって、ひとつひとつゆっくり見たいけど、電車に乗り遅れるから、急がなきゃ…」ミモロは、観光案内でもらった地図を片手に、トコトコ町を歩きます。
本通りの先には、豊かな津和野川の流れが…。
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そこからミモロは、どこへ…。
*津和野に関する観光情報などは、「津和野観光協会」のホームページで詳しく。