
楽しみにしていた夕食の時間がやってきました。ミモロは、転がるように急いで、個室へと入ります。
まずは、本日の献立を確認。

秋を先取りした料理が、並んでいます。
「早くお料理出てこないかなぁー」ミモロは、ナプキンを胸に当てて、食べる準備は万全です。

先付にはじまり、秋の彩りが満載の八寸へ。太刀魚の小袖寿司、ミニトマトの蜜煮、絹担ぎや栗を象った丸十甘露煮など、金色のお皿に、秋が盛られて登場です。

続いて、向附には、鯛の薄造り。

松茸と名残鱧、焼き茄子が入った椀物。

焼物には、天魚塩焼きが、籠に入って登場です。


「香ばしい塩焼き・・・美味しいね・・・」とミモロは、ペロリ。
さらに、鮑の炊合。

強肴には、熊本産の梅山豚炭焼きが。ボリュームたっぷりのひと品です。

お蕎麦とご飯もののいずれかが選択できる御飯で、ミモロは、甘鯛とろろ飯を。

「フーお腹いっぱいになっちゃった」

最後のデザートには、豆乳杏仁豆腐が、シャンパングラスの中に。
「高いねぇー」と下から見上げるミモロです。

ミモロが食事を終えたころ、料理長の久保田一郎さんがいらっしゃいました。

久保田料理長は、京都祇園の割烹「八寸」の長男として生まれ、幼いころから京都の食材に触れてきたそう。その後、フランス料理に興味を抱き、フランスに渡り、2004年には、ロンドンで開店した日本料理店「生UMU」の総料理長に就任。開店わずか4か月でミシュランの星を獲得したそう。海外からのゲストの多い「星のや京都」で、今年から料理長に。
「もうお腹いっぱいです。秋らしい料理を存分に味わいました」とミモロ。
帰り際に「今夜は、とても寛いだ時間が過ごせました。本当にどうもありがとう・・・」とミモロは、総支配人の菊池昌枝さんにご挨拶。

スタッフのみなさんの素敵な笑顔と秋のお料理に、幸せを感じるミモロです。
*食事のみの利用は不可。宿泊ゲストだけが、食事の予約ができます。詳しくは、「星のや京都」のホームページで。お得な期間限定プランなども。