ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

老舗のスパイス店、祇園の「原了郭(はらりょうかく)」が開いたカレーライスのお店「RYOKAKU」

2013-08-11 | グルメ

夏の暑さで食欲減退気味でも、なぜかカレーライスなら食べられると言う人も多いのでは?そんな人におすすめなのが、このお店「RYOKAKU」。

祇園の大和大路を、四条通から三条通方向へ。新門前通の角付近にあるビルの建物の1階に、そのお店はあります。

このお店を作ったのは、祇園四条にある「黒七味」という、独特のスパイスが有名な「原了郭」。創業は、元禄16年(1703)で、初代は、赤穂義士のひとり、原惣右衛門の一子で、剃髪して「了郭」と名乗った方。創業以来、一子相伝で作られる独特な風味をもつ「黒七味」は、今や、全国の有名料理店などでも使われる薬味。京都を訪れる観光客も、お土産に求める品です。


さて、そのスパイス専門店の「原了郭」が、昨年11月にオープンさせたのが、カレーライスのお店「Ryokaku」です。お店には、その歴史を物語る品々が置かれています。


明るい色彩で、カジュアルな雰囲気のインテリアの店内には、香ばしいカレーの香りが漂います。


ここで頂くのは、カレーライスやカレーチャーハンなど。「わー京都らしいカレーがあるー」と、さっそく注文したのは、「九条葱カレー」。軽くソテーされた京都名物の九条葱がたっぷりトッピングされたカレーです。
「はい、お待ちどうさまです。お好みで黒七味やカレーパウダーなどを掛けてお召し上がりください…」と。

「わー葱がいっぱい…カレーの風味が、すごくいい香り…ゴクン」と、ヨダレを飲み込みます。

「このカレーには、玉ねぎ、トマト、生姜、パイナップルなど、8種類の野菜と果物、10種類のスパイスを合わせて、コトコト煮込んで作ったんですよ。中には、牛すじが、入っています」と、料理長の森長さん。

「ホント、よく見ると牛すじがはいってる・・・でも、よく煮込んであるので、もう形がない…」


円やかなお味のカレーで、ホテルのレストランで頂く英国式なカレーを思わせます。
「でも、スパイスがよくきいてるー。美味しいねぇー。黒七味もちょこっと掛けてみよう…。う?ますます味が引き締まる感じ…」と、額ににじみでる汗を拭き拭き、夢中でいただくミモロです。

カレーには、サイドにミニサラダ、きんぴらと小さなカレーハムサンドが付いていました。
「これも美味しい…」ミモロサイズのミニサンドです。

カレー好きのミモロは、大満足。「美味しかったー。夏の食欲がないときでも、これなら食べられるねー」と。
もっともミモロが、食欲減退になったのを、見たことがありませんが…。

お店を出るときに、「美味しかったから、カレーパウダー買って行こう…それから黒七味も…」と。


観光の途中に気軽に立ち寄れる場所。ぜひ、ランチを楽しみに…。

*「RYOKAKU」京都市東山区大和大路通新門前下ル西之町216-1 電話075-561-2732 10:00~18:00 無休 「原了郭」の本店、四条通の祇園店にも、奥にカウンターのカレーショップがオープンしました。九条葱カレー1050円、鶏の天婦羅がのったものや、フワフワ卵がのったカレーもあります。



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コメント (3)
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