今、京都で注目のスイーツといえば、パンケーキ。いろいろなお店で味わえる中で、特に人気のお店が、清明神社の近くにある「パンケーキハウス ラインベック」です。
堀川通の1本西側の大宮通沿いで、西陣の「千両ヶ辻」と言われる趣ある町家が連なるエリアです。
「えーもしかして、前に行ったことがある写真家の水野克比古先生の『町家写真館』があるところじゃないの?」と、ミモロ。そう、まさにそのお隣です。
白い暖簾が下がる町家に一歩はいると、甘いおいしそうな匂いがミモロの鼻をくすぐります。
「わーいい匂い…」そう言いながら、お店の中を歩き回るミモロです。古い町家にお店ができたのは、2009年のこと。本店は、中京区の高倉通御池にある「松之助」という伝統的なアメリカンスタイルのアップルパイとスイーツのお店です。
「わーおいしそう…」ここ、「パンケーキハウス ラインベック」のケーキケースにも、アップルパイなどが並んでいます。
さて、このお店をプロデュースするのは、東京や京都でケーキ教室を開校しているアメリカンスイーツの料理家、平野顕子さん。京都出身で、ご実家は、能装束の織元で、本店の「松之助」という店名は、おじい様のお名前に由来するそう。
平野さんは、アメリカ留学中に料理研究家シャロル・ジーンさんと知り合い、17世紀から伝わるアメリカ北東部のニューイングランド地方の伝統的なお菓子作りを学びます。帰国後、ケーキ教室やケーキが味わえるお店を開いたり、ケーキの本も多数出版するなど、大活躍の人気料理家さんです。
さて、パンケーキもアメリカの伝統的なスイーツのひとつ。「パンケーキハウス ラインベック」では、モーニングもやっていて、8時の開店時に、多くの人が、本場の味を求めてやってきます。
モーニングは、8:00から10:00まで、プレーンなパンケーキ、リコッタチーズが入ったものなどを、モーニングメニューで味わえます。
この日、ミモロもそのモーニングメニューを食べに、お友達とやってきました。
ミモロがオーダーしたのは、プレーンパンケーキセット(630円 コーヒーか紅茶付)「わー大きなパンケーキ…」メイプルシロップをかけていただきます。
「なんかかわいい感じ…。これがパンケーキなんだー」と、実は、ミモロが想像したパンケーキは、薄いホットケーキのようなものを何枚か重ねたスタイルでした。「フワフワのパンケーキ…美味しいね」と、パクパク。「ミモロちゃん、こっちも食べてみる?」と、お友達が注文したリコッタチーズ入りのパンケーキ(945円 コーヒーか紅茶付)も食べさせてもらいます。
「わー中にリコッタチーズがいっぱい…わーすごくおいしい…」と、どうもこちらの方が気に入ったようで、「半分こしようねー」と。
ふつう、チーズ入りのパンケーキは、生地そのものにチーズを入れて焼きますが、ここでは、生地がチーズを包み込むように焼かれているので、チーズのおいしさをストレートに味わうことができます。
「おいしいパンケーキ、そしてこの町家の雰囲気も素敵だねー」
お店の方のユニフォームもクラシックな感じ。
「すごくおいしかったでーす」と、大喜びのミモロです。
お店には、アーリーアメリカンテイストの雑貨もいろいろ。
モーニングタイム以降は、バナナキャラメルやチェリーなどを一緒に味わう数種類のデザートパンケーキが味わえます。
「ちょっと町の中心部からは離れてるけど、朝、清明神社に行って、ここで朝食っていうの素敵じゃない?」とミモロ。「帰りにお詣りしてこうか?」とお友達。「いいねぇー」と、すごく充実した朝を過ごしたミモロでした。
*「パンケーキハウス ラインベック」京都市上京区大宮通中立売上ル石薬師町692 075-451-1208 8:00~17:30 月・火曜休み
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ブログを見たら、金魚をクリックしてね。紫外線で毛並が荒れ気味のミモロより