京都の町中、六角通と東洞院の角に、2013年にオープンした「八百一 本館」は、美味しい食材が豊富に揃っていると評判のお店です。



モダンな建物の1階には、厳選された食材や手軽に味わえるお惣菜など、さまざまな種類の味が並んでいます。
「まずは、上の階から、ゆっくり見て行こう~」と、ミモロは、エレベーターで3階の屋上へ上がりました。
エレベーターのドアが開き、ミモロは、お日様がまぶしい屋上へ降り立ちました。
「え~ここ、畑~?!」


「ここビルの屋上なのに~」と、不思議そうに畑を囲む小路をトコトコと…

「八百一」は、全国の有名百貨店やスーパーに、新鮮な野菜を卸しています。その多くの野菜は、北海道など全国にある自社農場で大切に育てられたもの。
ここ、京都、六角の本館を建設するに当たり、子供たちをはじめ、多くの人に、野菜の成長する様子など、野菜のことを、より深く知ってほしいという思いから、屋上に「六角農場」という畑を作ったのだそう。
屋上には、丹波で丁寧に土づくりされた野菜の生育に適した土を50センチ以上も盛ってあるのだとか。これほどの本格的な屋上農園は、日本でも初なのだそう。
「すごい~」と感激するミモロ。

「あの~ここの畑のお世話しているんですか?」と、作業中の方に…。

「ここは、町中ですから、農薬は一切使えません。だから虫は、手でとっているんですよ」と。
「わ~無農薬野菜なんだ~」ビルの屋上なので、陽の光をいっぱいに受けた野菜は、内藤さんの愛情もいっぱい受けて、スクスクと育っています。

ここで収穫された野菜は、ビルの中のレストランなどで調理されたり、売り場で販売されるそう。
ミモロは、野菜のそばで、そのイキイキとした息吹きを感じます。


実は、ミモロも野菜作りは、お得意…前のマンションのベランダで、シシトウ、ナス、大葉、パセリ、セロリなど、いろいろなものを育て、収穫した経験があります。
「それ、なにしてるんですか?」水場で、作業なさっているそばへ


内藤さんが、水場を離れたとき、ミモロの姿もありません。どこ?
いました…


畑の脇に置いてある長靴を履こうとしています。


今度、自分の長靴持ってきましょうね…。ミモロは、お手伝いがしたくてたまらないよう…。
「ミモロちゃん、こっち来てごらんなさい…」と呼ばれて、「なぁに~?待って、手洗ってから…」

「あ、柿がなってる…」途中で見つけた柿の実…「まだ、熟すのに、もう少し…」

「そっちじゃなくて、ここ…」と、枝の間を指さして…

枝には、なにから網のようなものがさがっています。「これ、なぁに~」とミモロ。
「あのね、これは、メジロの巣…」「え~鳥のメジロ…こんな町中に住んでるの?」と、信じられないような顔つきに…。
ミモロの家にも、よくメジロは飛んできます。でも、その巣を見たことはありません。
「へぇ、メジロさん、ずいぶん賑やかなところに住んでるんだね~」と、すでに雛は、成長し、巣立っていった小さな巣です。
「子育てしてるとこ見たいなぁ~」と。
「こっちは、なぁに?」と、そばのガラスの中を覗きこむミモロ・・・さて、その中には…

*「八百一 本館」の詳しい情報は、ホームページで

ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより