若い人を中心にインターネットで配信される世界中の魅力的なアイディアや平和への活動など、さまざまな分野の人たちが講演する「TED]。ミモロもファンのひとりです。

「あのね~クマのTEDじゃないの~」。そう、あのクマとは無関係。
TEDとは、Technology Entertainment Design(テクノロジー・エンターテインメント・デザイン)の略です。
1984年にアメリカで創設された幅広い分野の専門家の講演会を主催する非営利団体です。講演者、スピーカーには、スティーブン・ジョブスやビル・クリントンをはじめ、各界の第一線の人なども登場。ほかにも、発明家、写真館、パフォーマー、生物学者など、あらゆる分野で活躍する人たちが、スピーカーとして登場しています。特に、インドやイスラム諸国での女性の人権問題など、社会の実情を明らかにする講演も多く、世界の現状がよくわかるのです。その精神は、世界の平和や地球環境の保全など、現在、そして未来に受けて、今、何をすべきかを、それぞれに問うものです。
今回、京都で開催された「TEDX Kyoto]というのは、このTED本体からライセンスをうけ、その精神のもと、さまざまな都市で開催される独自の講演会です。
京都外国語大学を会場に開催された「TEDX Kyoto」は、そのコミュニティーメンバー、ボランティアチーム、イベントを支援するパートナーなどにより運営され、それぞれの分野から選ばれたスピーカーやパフォーマーが、会場に詰め掛けた人達の前で、講演をしてゆきます。
「いつもネットでTEDを見ていて、すごく興味あったから、京都で行われるのに参加したかったんだ~」と、今年の夏ごろ、参加申し込みをしたミモロです。
会場入口で、まず受付を済ませ、ホールの中へ。

「よかったら、メッセージを書いてください…」



「なんか外国にいるみたい…」TEDのスピーカーの公用語は英語です。

10時30分から始まった講演会は、ランチブレイクやアフターパーティーなどもあり、終了は、20時になります。

今回は、15人のスピーカーが登場。
「わ~かわいいロボット…」とミモロが喜んだのは、ロボットクリエーターの吉川浩一さんの講演。村田製作所の広報室マネージャーで、ロボットのチアリーディング部を開発したメンバーのおひとりです。ボールの上で、バランスを取りながら、10人でさまざなまフォーメーションを披露するロボットのチアメンバーたち。その開発のむずかしさ…そして完成した時の笑顔…。
かわいい小さなロボットたちが、人に笑顔をもたらし、未来への期待を抱かせるものでした。
小学生の発明家 神谷明日香さんは、アルミ缶とスチール缶を仕分けするゴミ箱を開発し、注目されました。小学生ながら、新たな世界を創造する、鋭い視線と行動力をもつ女の子。「すごいね~」とミモロは、感心しきり。
門川大作京都市長もスピーカーとして登場。文化庁を京都に…という思いと、文化都市としての京都の未来を熱く語ります。
ブレークタイムには、スピーカーの人たちとの交流も…。
臨済宗大本山妙心寺塔頭春光院の副住職の川上全龍さん。

「ミモロも座禅や写経なんかやったことあります…」「そうなんですか~」とやさしく…。今というときを平常心で、ゆったりと歩むことの大切さを教えていただきました。
講演会の合間のランチブレイクには、会場で配られたランチボックスを頂きます。「何がはいってるのかな?」


ミモロのランチボックスには、ハムサンドが…


飲み物も自由にいただけます。
食後のゴミの分別もしっかり。


会場内の椅子で、資料に目を通すミモロ。


なに読んでたの?「あのね~みんないろんな経験してるんだなって…スピーカーの人たち、みんなお話し上手だね~」

さて、会場内には、参加者へのおもてなしもいろいろ。ブレイクタイムには、参加者がみんなロビーへ。

パートナーの企業やお店などの試飲や試食もありました。



「わ~Tシャツもあるんだ~」スタッフの人たちが着ているTシャツの販売も…残念、ミモロサイズはありません。

「こんにちは~楽しんでますか?」と、Jay Klaphakeさん。TEDX kyotoのエグゼクティブ プロデューサーで、京都外大の教授。今回の進行役をなさっていた方です。

多くの人々を魅了する講演会…そこで語られることには、平和で、明るい未来を築こうとする人々のパワーを感じます。

いつかはミモロもスピーカー???…テーマは、「みんなを笑顔にするために…小さなネコができること…」
*「TEDX KYOTO]の詳しい情報は、ホームページで

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