「今日は、温かいね~」と、ずっと冷え込んでいた京都が、ここ2日ほど、とても穏やかな気候に…。そこでミモロは、夕暮れの町をお散歩することにしました。
まず、円山公園に…。ここは、八坂神社の東側…春には、大きなしだれ桜が有名な場所。
「あ、葉っぱ落ちちゃってる…」春は、艶やかな花をつける円山公園のしだれ桜も、秋は、ちょっとさびしい姿。
春に花を咲かせるために、じっとエネルギーを蓄えて、花の準備をする時期を迎えています。
落葉する木々は、葉を落とした時期から、次の準備を始めます。寒い冬、じっと耐えているように見える木々は、幹の内部では、着々に春への準備をしているのです。
「偉いよね~」と、毎年、必ず決まった時期に次への準備をする木々を見て思うミモロです。
凍える冬も、木には大切な時期。寒さという試練がなければ、美しい花を咲かせることができません。
「チューリップの球根も、一度、寒さを経験させないと、お花咲かないんでって…」とミモロ。
ずっとぬくぬくと温室で過ごすと、花は咲かず、そのため冷蔵庫に球根を植えた鉢を、しばらく入れておくという話をきいたことがあります。
試練こそ、次へのステップ…自然を見て、いろいろ教わるミモロです。
さて、「円山公園」の池の周りの紅葉も、着々と進んでいます。
夕暮れ時、町の東に位置する公園は、西日を受けるので、紅葉がいっそう色鮮やかに見えるのです。
池には木々が映り、美しさは2倍に…。
「ここは、外人さんが多いね~」。日本人観光客より、中国や欧米などの観光客の姿が目立ちます。
和服姿のカップルも、日本人かと思うと、中国や台湾、韓国からの観光客であることがしばしば。
「まだ浴衣みたいの着てる…」レンタル着物は、まだ浴衣…。地元京都の人は、決してこの時期、浴衣は着ないので、着物を見れば、観光客かどうか、一目でわかります。
でも、浴衣でも、みんなすごくうれしそう…。日本文化への関心の高さが伺えるよう…。
ミモロは、そこから「高台寺」方向へ。
さすが夕暮れ時、昼間は、大勢の観光客の姿もまばら…「この静かさがいいよね~」と、トコトコ歩みを進めます。
ときどき立ち止まっては、周囲をキョロキョロ…
紅葉の木々を見つけては、そちらの方へ…
11月6日ごろから、京都の各所で、紅葉のライトアップが始まりました。
「高台寺」でも、すでに10月下旬から、夜の特別拝観がスタート。日没から21:30まで受け付けています。
「高台寺」から、二年坂、産寧坂を通り、「清水寺」へのコースは、京都の人気の散策コース。
「清水寺」では、11月14日~12月6日 18:00~21:00受付で、夜の特別拝観が行われます。[京都の夜景が、清水の舞台から、キレイに見えるよ~」と、ミモロも何度か行ったことがあります。
「この辺り、夕暮れ時って情緒あるね~」と、散歩をはじめ30分ほどで、周囲は、薄暗くなり、町に灯りが灯りはじめました。
団体の観光客は、この時間は、夕食のため、ほとんどいない静かな時間…。
「八坂の塔」も、うっすらと闇に包まれ始めました。
「もうそろそろ帰らなくちゃ~」
ミモロの夕暮れのお散歩も、おしまい…
「お腹も空いてきたし~」と、家路に向かうミモロです。
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