「ここの藤も今年、絶対見たい~」というミモロが、向かったのは、京都御苑にある「仙洞御所」です。
当日受付が始まり、四季折々のお庭を拝見できるようになりました。当日申し込みは、11時から「仙洞御所」の入口で開始されます。「身分証明書忘れずにね~」とミモロ。
この日、京都は突然の嵐。13:30の拝観を申し込んだミモロ。空は灰色の黒が垂れ込め、時々ゴロゴロと雷も…


雷のたびに、おへそを両手が隠すミモロです。
雨が降り始め、御所の池にも水の輪が広がります。「あ、ツツジ満開~」真っ赤なツツジはまさに満開です。


雨の中を参加者は傘をさしながら進みます。「あ、藤棚見えてきた~」今回は、これがお目当て。


そばの池の岸には、サギが雨をじっと耐えています。「みんな等間隔で立ってる~」
「うわ~素敵~」と、期待以上の美しい景色に呆然。「花が咲くと、こんな景色になるんだ~」と立ち尽くします。


「わ~キレイ~。やっぱり見に来てよかった~」とミモロ。以前は、申し込みが大変で、なかなか思うような時期に来れなかった「仙洞御所」。でも先月は、桜を見にも訪れました。
強風のこの日、藤の花房は、ゆらゆらと風になびいています。

「ここの花房、長くて立派~」とミモロ。実は、藤は毎年花をつけるとは限らないのだそう。昨年は、すごくよかったそうで、その翌年もというわけにはいかないとか。「でも、今年も立派に咲いてるね~」と嬉しそうなミモロです。

「ここの藤、葉っぱもキレイ~。まるで藤娘の持つ藤の花みたい~」と。さすが御所、植物も姿がみんな整っています。こう見せると美しい・・・と、よくわかっている感じ。藤の花は、池にかかる橋の上にまるで屋根のように棚が作られています。
「こんなに華やかなお屋根の時期は、今だけだよね~」。そう、花が終わると緑の屋根に、そして冬は枝だけになります。
池のまわりには、藤の薄紫とツツジの赤、そして新緑が・・・。水面に映る景色も、なんともしっとりした感じ。


「花菖蒲も咲くのかな~」
雨の中を進むミモロ。「キャ~」と突然。


強風に煽られた楓のまだ柔らかい枝が、ミモロの前に…。ミモロ自身も風に吹き飛ばされないよう、注意しながら進みます。
あまりの悪天候に、参加者は、ゆっくり庭を観賞する余裕はありませんでした。
雨でスマホを持つ手もすべりそう。

「すごい天気だったけど~でも、藤やツツジ見られてよかった~」と、雨に濡れながらも、めげないミモロ。

見学が終了するころになって、雨雲が消え、明るくなってきました。

「嵐の仙洞御所って、珍しい体験・・・」とあくまでポジティブなミモロ。
GWに京都に来たら、ぜひ「仙洞御所」「桂離宮」「修学院離宮」の当日申し込みにトライしてみてはいかがでしょ。
新緑もまばゆく、本当に気持ちのいい景色に出会えます。(雨でも・・・)
それぞれの当日申し込み開始は、11時から。いっぱいになって、拝観できないこともあります。あしからず・・・
尚、月曜はお休みです。
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