今年4月、ちょうど桜が哲学の道を彩り始めた時期に、銀閣寺から哲学の道に入ってすぐの場所にある一軒のお家に、兵庫県の高級住宅地、芦屋で有名な蕎麦店がオープンしました。
「銀閣寺 土山人(どさんじん)」です。
ある日、ミモロは、お昼を食べに出かけました。
暖簾をくぐると、そこには、そば粉を挽く機械。「石臼で挽いてるんだ~。きっと美味しいね」とミモロの期待が膨らみます。
「ごめんくださ~い」と店内へ
「わ~洒落た感じのお店~」。哲学の道に面し、大きな窓。桜の時期はさぞや美しかったことでしょう。
今は、新緑が窓いっぱいに広がっています。
窓に面したテーブル席、中央には大きな木のテーブル、そして個室もあります。ミモロは、大きなテーブル席に。
さっそくお品書きを拝見。
「どれにしようかな~」
ミモロは、大好きな「鴨せいろ」を注文することに。まずはお茶を飲みつつ、しばし時を過ごします。
「フーフー」そう、ミモロはネコ舌ですから…。
この「土山人」は、芦屋で開業して20年。神戸、西宮、大阪、東京にもお店がありますが、京都は、ここが初店舗。
毎日、石臼でそば粉を挽いて、打つそばは、どこの町でも評判だそう。
しばらくして、ミモロの前に注文した品が運ばれました。「来た、来た…」ミモロの目が輝きます。
湯気がたつお汁には、鴨肉とミンチの肉、そして九条ネギがたっぷり。そばは、繊細な感じの細切りです。
「これ山葵...」薬味は、山葵のほか、原了郭の黒七味や山椒、一味が並びます。
ミモロは、山葵をそばにつけて、まずは、汁につけずにいただきます。「風味があって、美味しいおそば~」と、なかなか通な食べ方。それからは、たっぷり汁につけていただきました。「鴨のお肉美味しい~。お汁のお味もいいね~」
ミモロは、目を細めながら味わっています。
ミモロの前の名古屋からいらしたご夫婦は、とろろそばと梅干のついたおそばを注文。
両方とも美味しそう…。
器づかいも洒落ています。オーナーの知り合いの陶芸作家の作品だそう。
「いかがでした?」と店長の関さん。そばと関わり、15年。毎日、新鮮なそばを打っているそう。
「京都には、蕎麦店も多いですし、舌の超えた方も多いですが、うちの味はきっと気に入っていただけると思いますよ」と。
「銀閣寺」周辺にも、蕎麦やうどんなどの店舗も、すでにいろいろあります。
「またぜひ来てくださいね~。夜は、お酒を飲みながら、料理をいろいろ楽しんでくださいね」と。「はい、今度、お友達と来ますね~」とミモロ。だし巻きや、天ぷらなど、種類豊富な料理も揃っています。
「なんかここ落ち着くね~」と窓辺に立つミモロ。哲学の道を行く人を眺めます。
窓の外には、藤の花が咲き始めていました。
*「蕎麦 土山人」京都市左京区銀閣寺前町14-12 075-762-3181 昼11:30~15:30Lo 夜17:30~21:00LO 水曜休み
ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jp まで