土曜の夜、京都の「下御霊神社」の宵宮で、いろいろな屋台が寺町通り沿いに並びました。
「落としたって思ったミモロのポーチも出てきて、お小遣いが入ってる金魚のお財布もでてきたから、屋台でなんか買えるんだ~」と、嬉しそうなミモロ。ポーチを落としたと思ったときは、もうお小遣いがないので、なんにもできないと、がっかりしていたのでした。
金魚のお財布を持ったミモロの足取りも軽やかです。
「下御霊神社」は、ご祭神に早良親王以下の八所御霊をお祀りしています。日曜日には、還幸祭が行われ、神輿が氏子町を巡ります。
「あ、剣鉾・・・」会所には、剣鉾が飾られています。
ここでは、剣鉾の差し上げは行われません。
宮中と深い関わりのある神社なので、錦の幕などには、菊のご紋章が神々しく光っています。
さて、土曜日の夜は、寺町通りは、車の通行が規制され、二条通から丸太町通の間は、歩行者天国になりました。
屋台が並ぶ通りを、楽しそうに進むミモロ。
「あ、ピカピカのボール・・・これすくって遊ぶんでしょ」「電球ソーダだって…」電球の入れ物に、好きな色のソーダ―水を入れてもらえます。
屋台の品も、時代と共に変化して、昔よりかなり色鮮やかなものが多くなっているよう。
もちろん昔ながら懐かしい屋台もいろいろあります。
カルメ焼き、金魚すくい、綿あめ・・・「こういうのがないとお祭りの屋台ぽくないよね~」とミモロ。
次々に屋台を覗くミモロ…「あ、あった~」と駆け寄ったのは、お目当てのベビーカステラの屋台です。
「はい、いらっしゃい…」と屋台のお兄さん。
数人のお兄さんたちがいて、お客様の対応やベビーカステラづくりに忙しそう。
「うちのベビーカステラは、京都だけで売ってるんだよ」とお兄さん。なんでも「前田のベビーカステラ」という商標登録をしてるもので、京都各所の祭りに出店しているのだとか。
「あの~今、お祭りいろんなところで同じ日あるでしょ、スタッフの人忙しいでしょ」とミモロ。
「そうね~忙しいよ~。みんなで手分けして働いてるんですよ」と。
「1日に何個焼くの?」とミモロ。「う~多いときは、焼く道具を10個以上使うから、数えられないなぁ~」とその数の多さは、相当なもの。
「あの~京都で一番、売れるお祭りってなんですか?」と、さらに質問するミモロ。
「そうね~。節分の吉田神社と、十日戎の京都えびす神社かなぁ~」と。
「え~伏見稲荷や祇園祭じゃないんだ~」と意外な答えに驚くミモロでした。
そう短時間に大勢の人が参拝する夜祭。そして、特に冬場に人気が高いようです。
「ホームぺージもあるから見てね~」とお兄さん。
そこを見ると、出張依頼や社員募集なども掲載されていました。
「卵たくさんある~」そばには、卵がずらりと並んでいます。
「これカステラにいれるんだ~。あの~一番小さいのください~」と」ミモロは、300円の袋を買いました。「お小遣いあるもんね~」と、手元に戻ったお財布から、小銭を出して、嬉しそうに払います。
ミモロは、1つ口に入れると、後は「お家で食べるの~」と。家に帰って、オーブントースターでもう一度温めて、バターを塗って食べるのが好きなのです。
ミモロは、そこから「下御霊神社」へ向かいます。
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