京都の左京区の聖護院エリアは、節分の時期、ミモロが必ず訪れるエリア。いつもは、そのエリアに店を構える京都のお菓子「八ッ橋」を作るシナモンの香りが漂っています。
節分の時、今や有名になった「懸想文売り」が登場する唯一の神社として知られる「須賀神社」。5月14日は、神幸祭を迎えました。ご祭神に素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀る神社は、貞観11年(869)に西天王社として創始された歴史ある神社です。


交通安全を守護する神社、また縁結びの神社として、崇敬されています。
神幸祭には、ミモロが大好きな「剣鉾」の差し上げが行われると知って、楽しみにやってきたミモロ。


神社のそばには、すでに2基の剣鉾が祭の始まりを待っていました。
「剣鉾」は、神輿が進む道を清める役割があり、「祇園祭」の山鉾も、「剣鉾」をルーツにしているのです。
「こんにちは~」「あ、ミモロちゃん、久しぶり・・・」と、剣鉾の保存会の皆さん。ミモロは、東山の「粟田神社」の「剣鉾奉賛会」の皆さんとは顔なじみ。練習の時にも見学させてもらったり、毎年、お目にかかっています。



神幸祭の行列がスタートする地点へ移動が始まりました。「わ~剣鉾上がった~」と今年、初めて目にする剣鉾の差し上げに大喜びのミモロです。

剣鉾は、神輿に先立ち進むため、列の先頭で待機します。
さて、「須賀神社」では、本殿から神輿がお出ましになりました。


鳥居の間を通るのは一苦労。ここでは神輿は台車に乗って巡行。そのため、神輿の熟練した担ぎ手ではなく、学生たちが神輿を動かすのです。馴れない作業に、そばで指示する神職さんもちょっとハラハラしているよう。
「もうすぐ神輿出発するみたいで~す」と、ミモロは、神輿の状況を待機している剣鉾の方々に伝えます。
お獅子も到着。


剣鉾に随行するお役目を、今年初めて担うという八ッ橋のお店にお勤めの方。
いよいよ神幸祭の行列が動き始めました。「あ、お稚児さん・・・」氏子町の子どもたちも祭を担います。

「いってらっしゃ~い」と剣鉾を見送るミモロ。そのあとに、神輿が続きます。


この「須賀神社」の神幸祭でミモロが感激したのは、10基以上の子供神輿です。
子供神輿は、各町内にあり、総勢十数基あるそう。今年は12期ほどが巡行します。子供神輿というと、簡単に作られたものを想像しがちですが、そこは京都、子供神輿といえども、その姿は、実に堂々とし、また施される細工も、大きな神輿と同様に、とても手が込んだものなのです。









「すごいですね~」と、そばの人にミモロ。「え?そうですか?」と、当たり前という感じのお返事。
「すごいですよ。これだけの数の子供神輿が巡行するの、ほかにはあまりないと思いますよ。しかも、どの神輿も素晴らしい…」といろいろな京都の祭りを見て回っているミモロ。「そうなんですか?」と地元の方。
「この子供神輿、全部並べたら、すごく迫力あると思いますよ。そういう機会ないんですか?」と伺うと、「う~今までありませんね~」とのお返事。ぜひ、「子供神輿勢ぞろい」という企画をやっていただきたいもの。


「だって、ホントに立派なんだよ~」とミモロ。神輿の形もいろいろあります。
「昔は、子供が担いだんですが~今も、子供の数が少なくて~」と、どの街でも、子供の数の少なさが祭に影響しています。
5月は、京都の夏祭のピーク。まだまだ各所の祭りが続きます。

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