「あのね~前に宝塚行ったときに、美味しい最中にであったの~」と、3月に初めて訪れた兵庫県の宝塚。

早春のある日、宝塚に住むお友達が、ミモロに町を案内してくれたのでした。
そう、そのとき、ミモロがであったのが、宝塚名物「宝もなか」でした。
阪急の宝塚駅周辺は、阪神大震災以来、木造の家屋から耐震構造に優れたコンクリートのビルやマンションが立ち並び、昔の面影は、少ないともいわれます。
「駅ビルもあるんだ~」

イベントも開催されるスペースがある駅ビル。そこの1階に、モダンなビルの中に、昔ながらの雰囲気を漂わすお店がありました。


ここは、明治創業の最中一筋に、昔ながらの味を守り続けている「永楽庵」です。

「わ~作りたての、もなかなんだ~」とミモロは、興味津々。小型サイズのもなかですが、中身はいっぱい。

毎朝、北海道産の小豆で作られる餡。香ばしい皮との絶妙なハーモニーが人気です。
宝塚名物「宝もなか」は、その名の通り、宝塚に由来すると共に、もなかが、8種類の宝物をモチーフにしています。

小判、打ち出の小槌、真珠の宝石の珠、金と銀の塊の分銅、古代の稿料の丁字、お金や宝石を入れる巾着、金糸の隠れ蓑、宝物庫の鍵の8種類です。
「どれにしようかな~」

お店で餡をいれてくれているのは、1個110円で、賞味期間4日間。でも、ほかに1個1個袋詰めされたものは、1個120円で賞味期限は10日間。「こっちは10円高いけど、日持ちするから、東京のお友達にも送ってあげられる~」とミモロ。そう、全国配送も可能です。

皮と餡が別になり、自分で詰めるタイプのものもありました。
明治42年の創業以来、宝塚に住む人にとって、1度は必ず味わったことがある銘菓。宝塚を代表するお菓子として、タカラジェンヌたちも、自分のおやつや、おみやげなどに求めるそう。
「あの~袋詰めになってて、全部の種類が入っているのください~」とミモロ。
京都のお友達にも分けてあげたいのだそう。
小ぶりのもなかなので、食べやすいのが魅力。
ミモロは、包んでもらう間、お店の一角でひと休み。

「京都でも、もなか売ってるけど…。ここだけでしか買えないんだって…」そう、宝塚限定のお菓子。
夕方になると売り切れになってしまうこともある人気ぶり。
京都にもどり、お友達にあげるの~といいながら、ほとんど自分で食べたミモロでした。
「上品な甘さ~大きさもいいよね~」とお茶を煎れては、ひとつ・・・。もう、あげるものなくなちゃう~。
*「永楽庵」兵庫県宝塚市栄町2の1 ソリオ宝塚 0797-86-3863 9:30~19:30 第3水曜休み 電話での注文や予約も可能です。
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