平成31年2月11日は、平成最後の「建国記念の日」。その日、ミモロは、東京のお友達に誘われて、奈良の「橿原神宮」の「紀元祭」に出かけました。
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京都から、近鉄に乗って約1時間半。「橿原神宮前駅」で待ち合わせして、神宮へと向かいました。
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すでに駅前には、次々に参拝者の姿。「たくさんの人が来てるんだね~」と、ミモロは、お友達にはぐれないように注意しながら、境内へと進みます。
ミモロたちが到着したのは、9時半、「紀元祭」の神事は、11時から。「まだすごく時間あるのに、そんなに急ぐの?」とミモロ。
「そう、たくさんの参拝者が訪れるから、早めにいいお席に入らないとね~」と、さっさと歩くお友達。
実は、お友達は、昨年も来たことがあるのだそう。この「紀元祭」に参列するために、2か月前から申し込んでくれました。
ひとり5000円の御志納で、参列できます。
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「それなくしちゃダメよ~。後で直会があるから、お弁当や記念品と交換するんだから~」と言われ、ミモロは、「これ持ってて~」と・・・。
「ここ広い神社だね~」境内の広さは、約53万㎡で、甲子園球場約13個分の広さです。
参拝者は、この日、内拝殿で神事に参列します。ここは、外拝殿で、参列しないいろいろな団体の方々がここに集まり、参拝します。
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「なんか、京都の神社の参拝者と雰囲気違うね~」とキョロキョロするミモロ。
「建国記念の日」は、全国の神道系団体や日本をこよなく愛する人たちが大勢集結します。「あ、花の応援団みたいな黒の学ランの人もいっぱい~。制服姿の人も多いね~」と、大きな旗を掲げ、行進している団体も。日本をこよなく愛する皆さんです。
そして参拝者は、紋付姿やモーニングなどの正装の人が多いのも、この神事がいかに特別なものかを物語ります。
さて、「橿原神宮」は、明治22年に、地元民間有志によって、この国を建国なさったといわれる神武天皇をお祀りする神社創建の請願が起こります。それを喜ばれた明治天皇が、京都御所の内侍所を本殿に下賜し、明治23年4月2日に創建されました。
ご祭神は、第1代天皇の神武天皇。そしてその皇后であるヒメタタライスズヒメコウゴウです。
「皇后さまは、大物主命の娘さんなんだって~」と資料を見ながらミモロ。
「もっと歴史ある神社だと思ってた~」とミモロ。そう、奈良にある神社の中でも新しい神社ですが、「歴史の長さは関係ないんだって~」とミモロ。崇敬する人の篤い思いが、この神社を今日の姿に・・・。
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現在、祝日となっている「建国記念の日」は、昭和41年に決まったもの。実は、以前、全国で執り行われていた「紀元祭」は、戦後、GHQに廃止されていたのでした。祝日にするにあたり、「紀元祭」という言葉は使わず、「建国記念の日」という言葉になったことに、ある種の配慮が感じられます。
内拝殿には、ずらりとパイプ椅子が並べられ、その数は、ものすごいもの。早めに到着したミモロたちは、最前列に座りました。
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参道で崇敬者から渡された日の丸の小旗。
11時から始まった「紀元祭」は、宮司以下の神職の入場に続き、宮内庁や神社庁を代表する勅使さまのご入場が…。
厳かに進む神事をミモロたちは、静かに見守ります。
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参列者全員で、「君が代」と「紀元節」を歌います。
つつがなく、すべての祭事を納め、12時20分にミモロたちは、内拝殿から退場します。
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「あ、おみくじある~」ちょっと緊張した時間を過ごしたミモロが見つけたのは、かわいいおみくじ。
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金の鶏と鮎の2タイプありました。「これ欲しい~」とミモロは、お小遣いから金の鶏みくじを求めました。
そして、いよいよ直会です。お弁当の引換所で、いただき、休み処でいただくことに。
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「お赤飯のお弁当だ~」お菓子もついていました。
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「平成が終わっても、安寧な時代が続くといいね~」と思うミモロでした。
「金鶏さんよろしくね~」と、小さな金の鶏にお願いします。
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ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
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