京都の冬の観光の楽しみは、非公開文化財特別公開の「京の冬の旅」。
ミモロは、お友達といっしょに市バスに乗って「仁和寺」に向かいました。
「仁和寺」は、すでに何度か訪れています。
真言宗御室派の総本山で世界文化遺産。広大な境内には、五重塔などの伽藍があり、その堂々とした構えは、代々皇室から住職を迎える門跡寺院の風格と雅さを漂わせています。
今回、特別公開されるのは、国宝の金堂と重文の経蔵です。
「仁和寺」は、仁和4年(888)に宇多天皇が、父である光孝天皇のご遺志を継いで造営し、「御室御所」とも呼ばれる格式と雅さを備えた門跡寺院。明治維新まで約1000年にわたり、代々皇室から住職を迎えています。
寺院の本堂にあたる「金堂」は、桃山時代、御所に建てられた紫宸殿を移築したもの。現存する最古の紫宸殿の遺構で国宝になっています。
屋根には、亀仙人さまのお姿も…。
また極彩色の「浄土図」を描いた堂内には、江戸時代の仏師、運節作の阿弥陀三尊などが祀られています。
「すごく立派な建物と仏像だね~」と、そのお姿に感激するミモロです。
また、江戸時代に建立された御経を治める「経蔵」は、禅宗様の建物で、内部には、大きな八角形の回転式輪蔵が、訪れる人の目を奪います。
「すごい、引き出しがいっぱいある~。その中にに御経が納められているんだって~」と驚くミモロ。
この経蔵は、お坊さん3人くらいで、回転させることができるのだそう。「回転させると、御経全部読んだことになるんだって~」と興味津々のミモロ。
現在は、回転させることはないそう。
この経蔵は、周囲を極彩色の美しい装飾に彩られ、それを拝見するだけでもありがたいもの。
「これを作った人たち、すごいね~。どうやって作ったんだろう~」と。江戸時代の技術の高さを感じさせるもの。
「わ~もう16時だ~帰らなくちゃ~」
「仁和寺」は、御室桜の名所。4月になると美しい景色が見られる桜苑。
「まだ蕾固いね~、4月になったらまたお花見に来よう~」。まだ春はちょっと先という感じ。
*「仁和寺」京都市右京区御室大内33
さて「京の冬の旅」の楽しみは、スタンプラリー。
3か所に参拝すると、接待処でお茶やコーヒー、また場所によりお菓子も頂けます。
「わ~スタンプ3つ集まったよ~」と、ある日ミモロは、市内10か所の接待処の中のひとつ「相国寺」のそばにある「俵屋吉富」の「京菓子資料館」に行きました。
「ここは、お菓子が付いてるの~」と、しっかりチェックしているミモロです。
スタンプ3つ押してもらった用紙を持って、中へ。
ゆったりとしたスペースでのんびりひと休み。
「頂戴しま~す」ミモロの前には、お抹茶と「俵屋吉富」の銘菓「雲龍」が。
「冬は、時々温まらないとね~」といいながら、美味しいお茶とお菓子をいただきます。
「ごちそうさまでした~」
「京の冬の旅」の拝観には、必ず厚手の靴下で。「お寺に上がると足冷えるものね~」とミモロも厚手のソックスで出かけます。
「う~まだ京都寒いもん~」
時々、みぞれもある京都、くれぐれも温かなスタイルでお越しくださいませ。
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