ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

明治11年創業のきな粉だんごの「だんご庄」。近鉄「坊城駅前」の本店へ。昔ながらの変わらぬ味

2019-02-14 | 奈良、近畿

「建国記念の日」に「橿原神宮」に参拝したミモロとお友達は、その帰りに、「美味しいおだんごのお店があるけど、行かない?」と言われたミモロ。「おだんご?」と瞬時に目を輝かせます。

そこで、お友達の車で、「橿原神宮前駅」から、約10分。近鉄の「坊城駅前」そばの「だんご庄」へと向かいました。

「ここだよ~」
旧高野初瀬街道は、高野山と伊勢方面を結ぶ街道。その街道沿いに初代庄五郎が、茶店として開業したのだそう。
 
暖簾をくぐり店内へ。そこには、持ち帰り用の箱が並んでいました。

「お店の奥で作ってるんだ~」と、店内を覗きこむミモロ。
そこでは、上質の新米を昔ながらの唐臼でついた米粉でできた団子に、初代庄五郎が生み出した特製の蜜に浸し、選りすぐりのきな粉をまぶし、1本1本串にさしてゆきます。
「すごい、昔ながらの作り方、変わらないんだって~」と興味津々のミモロ。

1本、75円。なんと1本単位に購入できます。

次々に訪れるお客様。10本、20本と10本単位で注文する人ばかりです。


「ミモロちゃん、ここで食べる?」とお友達。「え?ここで食べられるの?」と嬉しそうなミモロ。
店の一角には、椅子と机があって、数人が座れるイートインスペースになっています。

ミモロたちは、1本お願いしました。すると美味しいお茶と共に、できたての団子がお皿にのって運ばれました。

「わ~おいしそう~」とミモロ。「こういうお団子初めて食べた~。うちの近所のみたらし団子とは違う。きな粉がいっぱい」
口のまわりをきな粉を付けながら、ミモロは、目を細めていただきます。

「本日中に食べないとね~。しばらくするときな粉が固まって、それはそれで美味しいんだけど~」と以前も食べたことがある宝塚のお友達。

東京のお友達は、20本づつ3箱購入しました。
ミモロは、1本でお腹いっぱいになったので、今回は、お土産にしませんでした。

「きっと昔の旅人も、このお団子に癒されたんだろうね~」とミモロ。明治時代はまだ交通機関が発達していないので、高野山や長谷寺、伊勢神宮へ参拝する人たちが、歩いて進んだ街道です。今は、歩く人はいませんが、その味は、地元の人をはじめ、近郊の人たちが愛し続けたもの。

ここは、本店ですが、ほかに近鉄八木駅前にもお店があります。


*「だんご庄」本店、奈良県橿原市東坊城町860  0744-27-4340 営業時間8:30~17:00(売り切れ次第閉店) 火曜、第1水曜休み

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