「もう嵐山混雑してるかな?」とちょと心配しながら、向かったのは、「嵯峨嵐山文華館」です。
嵐電で到着、渡月橋のそばへ進みます。
「あれ?今日はまだあんまり観光客いないね~」と、平日ということもありますが、観光客はそれほど多くありません。
修学旅行生が、楽しそうに嵐山の散策をしているだけ…。
ミモロとお友達は、大堰川沿いを進み、「嵯峨嵐山文華館」に到着。
ここでは、10月11日まで企画展「いきものがたり~十二支になったいきものと、なれなかった猫たち~」が開催されています。
「なんか、気になる企画展だよね~」と、ネコのミモロ。
古代中国がその起源と言われる「十二支」。なんで十二支に動物が当てはめられたのかは、諸説あるのだそう。
日本では、愛される十二支、多くの芸術家たちが、作品の題材にしています。
「猫が十二支に選ばれなかったのは、エントリーの日時をネズミが誤って伝え、間に合わなかったから…って言われてるよね~。う~ネズミめ~」
以来、猫は、ネズミを見ると追い回すようになったのだとか…。「でも、日本だけじゃないよね~。トムとジェリーも追いかけっこしてる…」とミモロ。
1階の展示室には、十二支に選ばれたいきものたちをテーマにした日本画家の作品が並んでいます。
トラにヘビ…
ウシにサルなど…次々にミモロの前に、十二支で活躍するいきものたちが…
「やっぱり、十二支になるのと、ならないのだと、扱いが違うね~。みんな愛されてるんだ~」と、ちょっと寂しそう…。
2階の展示室に上がります。ちょっと気持ちが落ち込んでいるミモロ…「あ、小野小町だ~」と、顔あきパネルがあると、どうしてもやってみたくなるミモロ。
「ミモロちゃん、可愛い~小野小町みたい~」と友達に言われ、ニッコリ。「そう、小野小町って美人なんだよね~似てる?」と、う~どうかな?
大広間の展示室には、「十二支に選ばれなかった猫たち」がテーマで、ネコの作品が展示されています。
「わ~きれいなネコさん…美猫だね~」とうっとり。
フサフサの美しい毛並み…大きな目…細くしなやかな四肢…どうもどれもミモロとは違うよう…
「もっときれいになるように頑張らないと…」とミモロ。え~そのままでいいと思うよ…ミモロはミモロなんだから…。
このフロアには、他にも鳥などのいきものが…
「あ、これ可愛い~」
金屏風に描かれているのは、小さなリス…。
そう、どんないきものも、それなりに本当に可愛らしさを持っています。だからミモロもそのままでいいのよ…
「うん…」
展示される作品は、長谷川等伯、円山応挙、長沢芦雪、竹内栖鳳、川合玉堂、橋本関雪をはじめ、日本を代表する画家たちのもの。
「なかなか見ごたえあったね~」と、ミモロ。
この建物からは、嵐山の景色が一望…「紅葉の時にも来てみたいね~きっとすごくきれいだよ~」
ミモロは、お友達とガランとした嵐山の駅前を歩きます。
こんな静かな嵐山は、間もなく変わり、再び、大勢の観光客で賑わうことでしょう。
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