ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

MKハイヤーで楽しむ京都旅(3)大原の山奥にある「古知谷 阿弥陀寺」。晩秋は紅葉が見事に…

2020-10-08 | 寺社仏閣

MKタクシーの貸し切りハイヤーで大原にやってきたミモロ。「このエリアで、行ったことないとこに、行きたい~」というリクエストに応えてくれたドライバーさん。ミモロを乗せたハイヤーは、大原の奥に位置する「古知谷 阿弥陀寺」を目指します。
「え~この道行くんですか?」と運転席に身を乗り出すミモロ。

行く手には、幅の狭い道が山へと続いています。
「絶対、ここ運転できない~。もし、対向車来たらどうしよう…」とハラハラしているミモロです。

曲がりくねった山道を道幅いっぱいに走るハイヤー。「さすがプロドライバー…」と感心しきり。
やがて駐車場に到着…でも、お寺があるのは、もっと山の上なのです。

「一般車は、ここから上には行けないんだ~。でもミモロはハイヤーで来たから、もっと上までこのままで進めるんだね」と標識を見て。
そう、タクシーやハイヤーは、一般駐車場よりさらに上まで…つまり歩く距離が少なくて済むのでした。

 
「こんな山奥に立派なお寺があるんだ~」と驚くミモロ。

さて、ここ「古知谷 阿弥陀寺」は、慶長14年(1609)に尾張に生まれた弾誓上人が、諸国行脚を重ね、長年にわたり厳しい修行をなさり、最後の修行の地として選んだ地「古知谷」に、念仏道場として開創した浄土宗のお寺です。当時、岩穴を住まいとし、念仏三昧の日々を過ごしていた上人。近隣の人々とのご縁で、この地に寺を建立することに…。その本堂に祀られた仏像は、上人自ら草刈鎌で刻み、ご自身の頭髪を植えこんだもの。今も、その毛髪が仏像の耳近くに残っています。

「上の駐車場でも、まだ先があるんだ~」と目の前に続く石段。

「ふ~」と息を切らせながら登り切りました。
「わ~立派なお庭がる~」

なんと、そこには、よく手入れされた枯山水庭園が…。
「わ~すごく大きなお寺なんだ~」と、さらに驚くミモロです。

こんな山奥にあるのだから、もっと小さな山寺を想像していたよう…。

受付で拝観料500円を納め、本堂に進みます。
 

まずは、ご本尊である弾誓上人自作の尊像と重要文化財の阿弥陀如来坐像に参拝。

阿弥陀如来坐像は、鎌倉時代の作と伝えられるもの。「なんでここにいらっしゃるの?」とミモロ…う~そこまでは…
ときどき、ドキッとする鋭い質問をするミモロです。

お庭を眺めながら、しばし心安らかな時間を過ごします。


このお寺には、宝物殿があり、上人常用の法衣や仏具、修行の時の道具などをはじめ、皇室から賜った多数の品々も展示されています。
 
なんでも、昔から皇室とのご縁が深いそう。なんでも閑院宮、有栖川宮のご両家からは、御祈願所のご沙汰を賜ってそう。

「ミモロちゃん、参拝終わりましたか?ミイラ仏も参拝しましたか?」とドライバーさん。
「え?ミイラ仏…」とちょっと顔を引きつらせるミモロ。


ここの開祖である弾誓上人は、ここ「古知谷 阿弥陀寺」に住まわれて4年後の慶長18年5月23日正午に入定されます。実はその1年前に、当時修行中の僧らに頼み掘らせた巌窟が今も残っています。

そして、そこに掘った石龕(せきがん)に生きながら入り、即身仏になられたのでした。今も、ここに安置されています。
「え~この下にミイラになられた上人さまがいらっしゃるの?」と、懐中電灯を持って、恐る恐る巌窟に入ったミモロでした。


「なんにも食べちゃいけないいでしょ?無理~」とミモロ。だれだって無理です。

「さぁ、そろそろ戻りましょうか~」と、ミモロは、急な石段をドライバーさんに抱っこしてもらい下ります。


山深い寺…敷地内には、なんと300近い楓の木が茂っていて、秋の紅葉シーズンは、それは美しいそう。
樹齢800年と言われる天然記念物の老木もあります。
「ここ一面、紅葉でそれは美しいんですよ~」とドライバーさん。


「さぁ、車へどうぞ~」

「また、秋が深まったら来たいなぁ~」とミモロ。「はい、またぜひMKタクシーをご利用ください~」と。

「古知谷 阿弥陀寺」は、最寄りのバス停「古知谷」から、徒歩15分。しかもずっと山道が続きます。
「う~歩くのキツイ…」そう、そういう場所には、貸し切りハイヤーやタクシーが本当に便利。
交通の便が悪い場所には、最適な交通手段です。

*「古知谷 阿弥陀寺」京都市左京区大原古知平町83 ☎075-744-2048 拝観時間9:00~16:00 拝観料500円

帰り道、大原名物の「土井しば漬け」のお店で紫蘇ジュースなどを購入。
「車だから、重いのも平気だもんね~」とミモロ。


MKタクシーのみなさんにお世話になった大原ハイヤーツアー。


コロナ禍の京都旅には、ぜひ利用して安心の旅を…。

今回は、京都駅からスタートしましたが、宿泊のホテルにお迎えに行き、荷物を積み込んで、観光をして京都駅に送ってもらうのもおすすめ。
もちろん、それなりの費用は掛かりますが、その価値は充分。
グループや家族で、ミモロが乗った「アルファード」なら、ドライバーさんを除き、6人乗車可能です。「みんなで移動すること考えると、いいよね~」とミモロ。

ご高齢なご両親の親子孝行旅にも…。

「また、東京からお友達来たら、みんなで貸し切りたい~」と思うミモロです。


MKタクシーでは、凄くお得なGOTOトラベルキャンペーン対象のツアーなども揃っています。
ぜひ、詳しくは、「MKタクシー」のホームページでご確認ください



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