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昨日、京都の人気の食の話をしました。
今日は、そのひとつ、若いパティシエたちが作る個性的なスイーツをご紹介しましょう。


ここ「グラン ヴァニーユ」は、今年2月にオープンしたばかりのケーキショップ。
すでにその美味しさは京都の人々の間で話題で、
地下鉄東西線、烏丸御池駅から、徒歩5分ほどの
御池通から間之町通を北に上がる押小路通のそばにあるお店には、
連日、開店と同時に、お客様が次々に訪れます。

「ここかな?」白を基調にしたすっきりとしたお店の前にやってきたミモロは、そっと中を覗きます。
そんなミモロの様子に気づいたお店の方。
「アラ?小さなお客様・・・どうぞ、中に入ってください・・・」とドアを開けて、
ミモロを中に入れてくれました。

「ちょっと重そうなドアだったから、開けてもらってよかった・・・・」と、ホッとするミモロです。
さて、お店のガラスケースの中には、季節のフルーツがのった色とりどりのケーキが並びます。

「わーいろんな種類がある・・・。どれにしようかなぁー。迷っちゃう・・・」
ミモロは、ガラスケースの中のケーキをひとつひとつ食い入るように見つめます。

「みんな美味しそうー」いろいろな角度からケーキを眺め、どれにしようかと何度も行ったり来たり。
「グラン ヴァニーユ」は、バニラの実という意味だそう。東京やフランスのお店に勤めた経験をもつパティシエの津田励祐さんが、2月にオープンした店。季節のフルーツをふんだんに使ったフレッシュな味わいのケーキが並びます。ガラスケースの中には、通常18~20種類のケーキが用意されるそう。いずれもほんのりと上品な甘さとフルーツの香りや甘酸っぱさが口の中で溶け合い、思わず微笑んでしまう・・・そんなしあわせ感に包まれるケーキです。
やっと、今日、食べるケーキを決めたミモロは、お店のイートインスペースのテーブルに。

「飲み物は、なんにしようかな?」ドリンクのメニューを見せてもらいます。

ドリンクには、お店おすすめの季節の紅茶などもあり、ケーキの味をいっそう際立たせます。

ミモロが選んだのは、「タルト フリュイ」という季節のフレッシュフルーツを使ったタルトです。
「ワーイ!フルーツがいっぱい!美味しそう・・・どこから食べようかな?」
ミモロは、鼻をピクピクさせて、まずは香りを楽しみます。
気が付くと・・・
「あー美味しかった!キウイやブドウ、オレンジなんかがのっていて、フルーツの美味しさが存分に楽しめるね。下のタルト生地の部分もいいお味・・・」。
あっという間に、フルーツケーキを平らげています。次はチョコレートのケーキを食べるつもりのよう。

「もうひとつ食べちゃおう・・だって美味しいんだもん・・・」。
まだ残暑が厳しい京都、でもミモロの食欲は旺盛です。
ミモロが、ケーキを食べている間も、次々にお客様が訪れます。
「すごい人気なんだねー」。今、京都で注目されているケーキショップのひとつというのが頷けます。
お店には、フレッシュなケーキのほかに、
フルーツの甘さを生かしたジャム


東京へのお土産にと、新幹線に乗る前にやってくる人も。
「お友達にも教えてあげたいので、ショップカードくださーい」

「はい、どうぞ。またお友達と来てくださいね」
「もちろん、またねー」とミモロのお気に入りのお店が、また増えたようです。
「grains de vanille グラン・ヴァニーユ」京都市中京区鍵屋町間之町ド通486 電話075-241-7726
営業時間:11:00~18:00 第2・4火曜、水曜定休