8月16日まで、下鴨神社の糺すの森で開催されている、夏、恒例の「下鴨納涼古本まつり」。
ミモロも、さっそくお出かけしました。
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下鴨神社は、ミモロが大好きな場所のひとつ。「いつ来ても、なんか爽やかでいい気持ち」。
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古本まつりは、流鏑馬が行われる森の西側で開催されています。
そこには、いくつものテントが連なって、その下に、さまざまな本や昔の映画のパンフレット、外国の本や写真集、版画、古地図など、いろいろな種類の印刷物が並んでいます。
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乗り物好きのミモロは、鉄道関係の本が並んだ場所へ。
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なにやら熱心に見ている様子…。
それから、次々にいろいろなテントを覗きます。
「うーん、なかなか面白そうな本…」
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「ほかにも何か面白そうなものは、ないかな?」と…。
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今年で25回を数える「下鴨納涼古本まつり」には、京都、大阪など関西を中心に約38店のブースが並び、約80万冊の印刷物が陳列される、国内でも最大規模の古本市のひとつです。
「あ、版画もあるよー」
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浮世絵なの復刻版も、訪れる人には人気のよう…。
「あ、これ映画のパンフレット…」
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「この映画、テレビで見たことある…」ミモロが手にしたのは「アラビアのロレンス」の映画パンフレット。
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最近は、セカンドユーズの本を扱う書店が急増して、町の古本屋さんは、押され気味。
京都には、まだまだたくさんの古本屋さんがあり、その数は、確実に減少しつつあります。
ミモロが、訪れたのは、15日の夕方、すでに人出のピークは過ぎていたのか、あまり人がいなくて、ゆっくりと本を見て回ることができました。
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しばらくさまざまな本を見て歩いたミモロは、「なんか喉が渇いちゃった…」と、下鴨神社の鳥居のそばの休み処「さるや」へ向かいます。
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「あのね、夏だけ楽しめる味があるんだよ」と、イソイソと。
「ほら、これー」
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店の前には、「氷室の氷」と書かれたものが。
そもそも下鴨神社には、夏の伝統神事として、旧暦の6月1日に、大炊殿(おおいどの)にある氷室に、冬の間に集めた氷を、夏に宮中に献上し、無病息災を祈願して、貴重な氷を口にしてお祓いをした神事があったそう。
その神事にならい、夏の暑さに負けず、病気にならないようにとの願いから、「さるや」が、再現したのが、この「氷室の氷」です。
抹茶あずき、いちごミルク、黒蜜白玉の3種類の「氷室の氷」。ミモロは、黒蜜白玉を注文。
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土器のような器に、ふんわりと盛られた雪のようなかき氷。そこには、ミルクが掛っていて、ほんのりとした甘さをまず味わいます。そして、次にそばに添えられた黒砂糖を使った黒蜜を氷にかけて、自然な甘さをたっぷりと。
「美味しいー。なんて上品で、爽やかな甘さなんだろ…」ミモロは、氷を口に含んで目を細めます。
「600円っていう値段もリーズナブル…すごく美味しいかき氷…」と絶賛。
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上品な大人のかき氷という感じでしょうか、実にいいお味…おすすめのかき氷です。
ぜひ、下鴨神社に行ったらご賞味ください。森の中で、ちょっとだけ涼しい風を感じながら味わうかき氷の美味しさは格別。
「夏の間に、もう1度、絶対来よう…次は、いちごミルクにしようかな?」と、もう次を楽しみにしているよう。
もしかして、ミモロの目当ては、これだったの?
「フフフー」と、何も応えず、トコトコと本殿へお参りに向かうミモロでした。
*「さるや」は、下鴨神社の鳥居のそばに。9時頃から、17時ごろまで営業しています。
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