ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

パワースポット琵琶湖の「竹生島」。日本三弁財天のひとつ「大弁才天」を祀る「宝厳寺」

2014-06-25 | パワースポット

京都から、山を越え、ミモロが、訪れている琵琶湖エリア。多くの都人が訪れ、また信長、秀吉など戦国武将たちとのかかわりの深い湖です。
 

その北部に浮かぶ周囲2キロの小さな島「竹生島」は、古来より、神が宿る島として、多くの信仰を集めてきました。
島の南部だけが、人が入れる場所。そこには、龍神様などをお祀りした「竹生神社」と西国三十三所観音霊場、第30番札所の「宝厳寺」があります。

秀吉の伏見城の遺構を移築したと伝えられる「竹生神社」の本殿、それに連なり、重要文化財の「舟廊下」、「観音堂」そして国宝の「唐門」が続きます。
   
「あれ、神社に参拝してたのに、気が付くと、お寺にいる…」そう、実は、「竹生神社」は、明治の神仏分離令の際、弁財天社から改称したもの。つまり、もともと竹生島は、「宝厳寺」を中心にした神仏一体の聖地だったのです。

「昔は、今のように神様と仏様は、区別されてなかったんだ…」とミモロ。

さて、急な階段を上り、「宝厳寺」の本堂へ。
 
「宝厳寺」は、神亀元年(724)に、聖武天皇の夢枕に立った天照皇大神のお告げで、僧行基を遣わし、が開いたお寺です。本堂にお祀りされている「大弁才天」は、神奈川の江の島の「江島神社」、広島の「厳島神社」とともに、日本三弁財天に数えられるパワーあふれる弁天様です。いずれも海や湖という水辺にいらっしゃるのが特徴で、水に深くまつわる神様・仏様です。

実は、明治の神仏分離令で、「宝厳寺」は、廃寺し神社にするよう命令が下ります。しかし、多くの信者などの要望で、本堂の建物を神社に引き渡し、長らく本堂のないお寺となります。
『竹生島神社』は、その折りに、もともとあった弁才天社が神社となり、『宝厳寺』の本堂を、神社の本殿にしたのでした。一方、「宝厳寺」の方は、昭和17年にやっと、現在の本堂が作られます。

 ご本尊は、撮影できないので、そばの弁天様を
「こちらは、撮影していいですよ」とのことで…。

弁才天は、その名からもわかるように、才能を活かす、神様で、芸能や技芸の上達にご利益が。また弁財天と表記する場合も多く、その文字から、財をもたらす神様としても崇められています。

「しっかりお詣りしなくちゃ…」とミモロも真剣にお詣り。

そろそろ今津港に帰る船の時間ですよ~。「え?もうそんな時間なの…まだ見学してない場所がある…」と慌てるミモロ。
「三重塔にも行かなくちゃ…なんか新しい感じ…」
1484年に建立されたといわれる三重塔は、江戸時代に焼失。そして、なんと350年ぶりに平成12年に再建されたもの。内部には、入ることはできません。

「わーここからの眺めも素晴らしいよ…」島の山腹にある三重塔からは、琵琶湖が眼下に広がります。


さぁ、港へ戻りましょ…
 
船が停泊する竹生島港には、島ではここだけの土産物店と飲食店が数軒。
 
「いろんなお土産売ってる…」とミモロは、興味津々。ミモロ、乗り遅れちゃうわよ…。「は~い、今行きまーす」

今津港への船に乗ったミモロ、改めて島を振り返ります。
 
「あ、あそこかわらけ投げした神社だ~。三重塔も見えるよ~」
次第に遠ざかる竹生島…
 
「75分間の上陸だったけど、なんかすごく濃い時間だった…」とミモロ。
竹生島って、『ぴょっこり ぴょうたん島』に似てると思うのは、昭和生まれの証です。

「またね~」と手を振り島とお別れ…。

そして船長さんにも「またね~」と。

ミモロは、9:40に今津港から船に乗り、竹生島へ。そして11:20の船で、再び今津港に戻ったのは、11:50
約3時間で、竹生島探訪が…。

車がなくても、京都からは、電車で…。京都からJR湖西線で、「近江今津駅」から、徒歩で「今津港」へ移動できます。また、「びわ湖横断航路」なら、今津港~竹生島~長浜港へと、琵琶湖を横断。長浜からは、JR北陸本線で京都に戻れます。

*詳しくは「琵琶湖汽船」のホームページで確認を…

「琵琶湖って大きいね~。海みたい…」とミモロ。でも、湖なので、波がないため、船が苦手という人にも、おすすめの船旅です。




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琵琶湖に浮かぶパワースポット「竹生島」。龍神さまや白巳さま、運気向上の御利益が強力

2014-06-24 | パワースポット

京都から、車や電車で気軽に行ける琵琶湖。昔から、京都の人とのかかわりの深い地域です。琵琶湖といえば、そこにポッカリ浮かぶ「竹生島」が有名。琵琶湖八景のひとつに数えられる名勝地です。
琵琶湖の北の湖北地域に位置し、岸から約6キロの沖合にある、花崗岩の島で、周囲は約2キロの小さな島です。
古来より、神が宿る島といわれ、島には、島の名の由来でもある「都久夫須麻神社(竹生島神社)」と西国三十三所観音霊場の「宝厳寺」があり、今も多くの崇敬を集める信仰の島でもあるのです。

パワースポットが大好きなミモロ。一度は行ってみたいと思っていた場所。東京から来たお友達といっしょに島に渡ることにしました。竹生島へは、琵琶湖の西の今津港、東の長浜港から観光船が就航されて、それぞれ、約20分から30分で、島に到着できます。ほかにも竹生島を含む琵琶湖クルーズなどもあり、毎日多くの人々が訪れる琵琶湖の名所なのです。
ミモロは、今津港から船に乗り、竹生島へと向かいます。
   

岸を離れた船からは、琵琶湖の情緒あふれる景色が…「あ、ボート練習してる人たち…」
 琵琶湖といえば、「琵琶湖周航の歌」。ミモロの船もその歌に送られて出港しました。「われはうみのこ さすらいの 旅にしあれば しみじみと…」あれ、ミモロも歌を口ずさんでいます。「だって、いろんなところでこの曲ながれてるんだもの…覚えちゃった…」と。湖北地方では、このメロディーがよく流れていて、ミモロならずとも、メロディーが頭に入ってしまいます。

大正時代に作られたこの歌は、琵琶湖の情景をしみじみ歌う、三高(現・京都大学)の寮歌で、歌手・加藤登紀子が昭和46年にカバーして、日本中に知られるようになりました。

 
「なんかいい感じ…」たった30分ほどの船の旅ですが、低く雲が漂う岸の景色は、なんともしっとりとした風情・・・
午前中だったせいもあり、まだ他の船やクルーザー、ヨットの姿もなく、静かな湖の景色がそこに・・・。

ほどなく船は、竹生島に到着。
 
「わーいっぱい鳥がいる…」竹生島は、南側の一部にしか、人のいる場所はありません。観光土産物店や神社、お寺関係者は、この島に、通っていて、基本的には、住むことはなく、無人島なのです。その島を占領しているのが、カワウです。大きなコロニーを形成するカワウの糞により、木々は枯れ、水質汚染も起こっているそう。

たくさんのカワウに迎えられ島に上陸。
 
ミモロがのった船は、再び今津港へ。ミモロの竹生島での滞在時間は75分。「またあとでね~」と手を振り船を見送ります。 さぁ、75分間、島の神様にお詣りしましょ! 

まず、ミモロは、「竹生島神」に参拝することに・・・・
  
花崗岩の島は、湖にポコンと浮き出たよう。島全体が大きな岩という感じです。だからいたる所に、急な階段が続きます。

ミモロが、初めに訪れたのは、島の南側に位置する「竹生島神社」です。
平安時代の創建と伝わる由緒ある神社。建物は国宝で、秀吉の伏見城の遺構と言われ、華やかな桃山文化を物語る建造物です。 
  

本殿の前には、龍神さまを拝む拝所が湖に向かって建てられています。
 
ここでは、お願いごとをする「かわらけ投げ」が大人気。小さな素焼きのお皿を2つもらい、名前とお願いごとを書いて、湖に向かって投げます。「鳥居を目標になげるんだって…」前に、松尾神社でやった時、木に当たってしまったミモロ。今度は注意深く狙いを定めて…
  
「あ、飛んだ~」ミモロのかわらけは、大きく宙を舞い、鳥居のそばから湖の中へ。「鳥居に行かなかったけど、かなり飛んだからOKだよね~」と、今度は、満足そう。「絶対お願い叶うもんね~!」と。

「竹生島神社」のご祭神は、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)で、開運、交通安全の神さま。「確か女性の願い事をかなえてくれる神様だったんじゃない…」とミモロ。また商売繁盛の宇賀福神、浅井比売命(あさいひめのみこと)、龍神様の4柱をお祀りしています。

摂社には、「黒龍大神」さまや、
  
「白巳大神」さま、「弁財天」さま、「大己貴神」さまもお祀りされています。
  
「ここに来ると、いろんな神様のパワーがいただけるんだ…」と。ミモロは、それぞれの社を熱心にお詣りします。

社務所にも、お守りなども種類豊富。
龍神様と弁天様のおみくじ
 
金運のパワーの強力な白巳さまの「福小判」・・・「え?失礼ね!ネコに小判だなんて…プンプン…」
中でも、一番パワーを感じたお守りがこの「運気向上」ときっぱりと書かれたもの。

「見るからに、パワーがある…」とミモロも迷わず購入…。お守り袋は3種類ありましたが、いずれもなかなか趣味がよい色の組み合わせ…持つだけで、「運気向上」しそうです。

さぁ、次は、階段を上がって、「宝厳寺」へ行きましょう。「そこに日本三弁財天のおひとりがいらっしゃるんだって…パワーすごいらしいよ…」と…。

*「竹生島神社」の情報は、ホームページで
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「日本の棚田百選」に選ばれた滋賀県唯一の高島市、畑地区。心和む日本の景色に感激

2014-06-23 | 自然

京都のお隣り滋賀県は、琵琶湖の周りに古くから、水田や畑が広がる、農業が盛んな県。
大津の平尾地区で、棚田を見たミモロ。「ほかにも棚田の景色見られるところがあるのかな?」と。

「それなら、高島市の畑(はた)地区に、『日本の棚田百選』になっているところがありますよ」と教えてもらいました。そこで、さっそく車で、そこへ向かうことに…
「琵琶湖の周りって、古い街道の街並みが残ってるんだ…」琵琶湖は、古くから、北陸や日本海へ通じる街道が発達し、多くの人々が、琵琶湖沿いを通り、京都や大阪へと向かったそう。物資の集まる近江から、全国へ、荷を担いで商いをした近江商人。「なんかおうちも大きいね~」と、街道沿いに軒を連ねる古い商家を通り過ぎながら、当時の活気を想像します。

高島市は、大津市に隣接する琵琶湖の北西部に広がる市。京都府、そして福井県に接しています。「へぇ~高島市から、日本海って近いんだ…」東京生まれのミモロは、まだ関西の地図が頭に入っていないので、「どうも琵琶湖とほかの県や町の位置関係がよくわかんない…」のです。地図が、わかると、歴史は、いっそう面白くなるんですけど…。

「えーっと、棚田は、『ガリバー村』のそばにあるらしいよ…」と、ここも途中、いろいろな人に道を尋ねながら…
 
「ここだ~!」細い農道を走り、山間の奥まったところに、目指す「畑の棚田」がありました。

山の斜面に段々に水田が…
 
「わーここもすご~い…」と、目の前に広がる棚田を見て、感激の声を・・・・。

「日本の棚田百選」は、1997年に農林水産省が、水田地帯の観光化を目的に設定したもので、117市町村134地区が登録されています。一番多いのは、長野県の16地区、京都は、福知山市の毛原地区、京丹後市の袖志地区の2つが登録。滋賀県は、唯一、ミモロが訪れた高島市の畑地区です。

「こんな山の中に、こんなにたくさん水田があるんだ~」と、ビックリ。
 
琵琶湖から、約5キロ以上、山の方に入った場所に、水田がひろがっているのです。

ここ高島市の畑地区は、標高300から400メートルの山の斜面、約15.4ヘクタールに359枚の棚田が、沿うように広がっています。その棚田の景色の中に、集落の家々があったり、高い木々がそびえるところがあったりと、一面の棚田の景色とは、一味違った風情です。

「あ、農家の方がいる・・・・こんにちは~棚田見に来ました…」とミモロは、あいさつ。「それなら一番上に行くと、よく見えますよ…」と、教えていただきました。
「ここから、もっと上に行かなくちゃ…」ミモロは、水田の脇の道を上へと進みます。

「わ~よく見える…」目の前に続く棚田・・・そしてそれを囲むような森、遠くにかすむ山々、そして琵琶湖…。


ここの景色も本当に心和むもの…「日本の里山っていいね~」と、しみじみ思うミモロでした。
 
夕暮れが迫る棚田からは、カエルの声があちこちから…。風の音、時折響く鳥の声…、「なんかいいねぇ~」

農家では、自家製の佃煮や、ここで収穫されたお米の販売もされています。

「きっと美味しいよね~。きっとご飯が進むよね…」と、想像するミモロ。

そこに住む人にとっては、ごく日常の景色でしょうが、町に住むミモロにとっては、どこか懐かしさを覚える非日常の景色です。減少傾向にある棚田を守るために、ミモロのような町に暮らす人に、稲作に参加してもらおうという「棚田オーナー制度」という取組も積極的に行われているようです。

「そういえば、東京のお友達で、毎年、春の田植えや、秋の収穫に、田舎に行くって人がいる…。きっと「棚田オーナー制度」のメンバーかも…。すごく楽しそう…」と、ふと思い出すミモロ。

「いつかミモロも参加したいな~」きっと田植えや収穫の時は、ネコの手も借りたいほどの忙しさでしょうから、役に立てるかも…。

「棚田オーナー制度」は、棚田がある市町村に問い合わせると教えてくれます。
ちなみに、高島市は、高島市高島支所地域振興課 0740-36-2008


米作りにかかわりたいという人は、ぜひ問い合わせてみては・・・。

「年に何回か、こういうところに来ると、きっと心が落ち着くよね~」

「夕ご飯には、美味しいご飯が食べたいなぁ~」と、棚田を眺めながら、炊き立てのご飯を思うミモロでした。



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滋賀県、仰木地区の平尾に広がる馬蹄形の棚田。山間の美しい田園風景

2014-06-22 | 自然

東京から来たお友達といっしょに、ミモロは、比叡山の麓に広がる仰木地区を訪れました。大津から、湖西道路を経て、比叡山へと続く、有料道路に入る手前を右に進み、山間の集落を目指し、車を走らせます。途中、何度も、農作業をする人や、お散歩している人に道を尋ねながら、細い農道を進みます。

次第に、山の斜面に見えてくる棚田…「ここら辺りじゃないの?」とミモロ。小高くなった場所に車を止めました。

仰木地区は、山間に一面棚田が広がる美しい景色が見られることで、知られるところ。
「わーきれい…」と、目の前に広がる、その里山の景色に、しばし見とれるミモロです。
大きな池のように見える水田の周りに沿うように、馬蹄形になった棚田が…。「いろんな形の水田がある…」と。

なんでも、この地区が開墾されたのは、なんと平安時代から…長い歴史を誇る地域でもあるのです。

米どころといえば、秋田や新潟などを思い浮かべますが、ここ滋賀県も関西地域の米どころ。また、麦の生産量も高く、琵琶湖周辺は、まさに有数の穀物生産地なのです。

秋田や新潟など、広々とした平野で、大きな区画の水田で、機械を使って、効率よく生産できる地域と違い、ここ仰木地区は、山間のため、水田の大きさも形もさまざまな棚田なので、多くを人の手でしなくてはなりません。そのため、担い手の減少なども、深刻で、ボランティアの人たちや、棚田オーナー制度などを導入する、棚田の保全活動なども行われているそう。

斜面に広がる棚田は、まるで緑のパッチワークのよう…。曲線の水田の畔(あぜ)とその中に、等間隔で直線に植えられた苗が織りなす景色は、米作りにかかわる人たちの情熱と美意識を感じさせる景色です。


「なんか心落ち着く…日本の原風景って感じ…」
 
この地域の景色の美しさは、棚田とともに見える、森や遠くにかすむ山が織りなす、緑色の濃淡の調和にも…


「なんて素敵な景色なんだろ…こういう景色、欧米からの観光客大好きだよね~。海外のお友達に見せてあげたい…」とミモロ。

「あ、白鷺…」
 
棚田に住む虫や水生生物を食べているよう…。

ミモロは、馬蹄形の棚田が見えるあたりを、いろいろ歩き回って、いろいろな角度から棚田の景色を楽しみます。
 

「なんでこんな柵があるの…景色見にくいじゃない…」と、棚田の周囲に張り巡らされた柵に上って…。

山に近い部分から、棚田の周りは、グルリと柵に囲まれています。この柵は、イノシシ避けの防護柵。周囲の山に住むイノシシが、毎年、稲の収穫間際にやってきては、田んぼを荒らす被害が続出。農家の人を悩ませていたのです。「へぇ、そうなんだ~。じゃ、少し景色見にくいけど、しょうがないよね~」と。

さて、ミモロが訪れた日は、棚田のあちこちで、熱心に写生をしている人たちが…。
実は、滋賀県の成安造形大学の主催の「仰木・棚田写生会」が行われていたのです。
 
成安造形大学は、美術芸術の分野のほか、近江学という歴史ある地域研究も盛んに行っている大学。
地域への理解をいっそう深めてもらおうと、企画したのが、この写生会です。参加した人たちの作品は、それぞれ披露し、鑑賞し、最後に、美術分野の大学教員が、アドバイスしてくれるもの。
 
「いろんな棚田の景色があるんだ…」と、それぞれの方の感性が、表現された作品が並びます。

 「ミモロちゃん、ぜひ、今度大学の公開講座やイベントにも遊びに来てね…」と、成安造形大学の教職員の方々。

天智天皇の近江大津宮をはじめ、琵琶湖周辺に発達した文化や産業など、近江という歴史ある地域を学ぶ公開講座です。

「なんか興味惹かれちゃう…」とミモロ。

*「成安造形大学」の情報は、こちらから…。





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サッカー守りの「熊野神社」。まりの神様「白峯神社」Wカップでの日本チームの勝利を願うミモロ・・・

2014-06-21 | 寺社仏閣

ブラジルで開催されている「2014FIFA ワールドカップブラジル大会」。ミモロもいつもは、あまりサッカーに関心がないのに、連日、テレビで観戦しています。
「う~このままだと、日本チームの活躍、もう見られなくなっちゃう…」と新聞を見ては、心配に…。

6月25日のコロンビア戦にせめて勝利してほしい!と願うのは、日本のネコなら当然のこと…。
そこで、ミモロは、ご近所の聖護院近くにある「熊野神社」に勝利祈願に出かけました。
 
「熊野神社」のご神紋は、「八咫烏(やたがらす)」。日本サッカー協会のシンボルマークになっている3本の脚をもったカラスで、神武天皇を道案内したといわれる神様のお使いです。「ここでは、脚が隠れてるけど…脚が3本あれば、走りながら、ボールパスしたり、ゴールできるね!」とミモロ。
「熊野神社」のあちこちに、カラスのマークが見られます。
 
提灯も、絵馬もカラスマーク。

「わーこれ、サッカー守りだって…」日本チームカラーのブルーのお守り袋。JFAの文字入りです。
「これ持ってると、勝てるかも…」

ミモロは、本殿に深々とお詣りを…「どうぞ、日本が1度でも勝てますように…たくさんゴールがみられますように…」

お詣りを済ませ、ミモロは、境内で…「フレーフレーニッポン!」とブラジルへエールを送ります。


スペインやイングランドなど、サッカーの名門チームが次々に敗退する波乱含みの、今大会。
「もしかして、すごい奇跡が起きるかも…」と、期待するのは、ミモロだけではないはず…


そこで、今日は、昨年、ミモロが訪れた サッカーの守護神社堀川今出川の「白峯神社」も、もう一度ご紹介。

  
この神社は、慶応4年(1868)に明治天皇が、讃岐の白峰から崇徳天皇のご神霊と、のちに淡路の天王森から淳仁天皇のご神霊を、この地に移し創建した神社です。ここが、サッカーの守護神社といわれるのは、神社が建つ場所が、蹴鞠・和歌の宗家である飛鳥井家の邸宅があり、また末社の地主社に蹴鞠の神様である「精大明神」をお祀りしているから…。
「だからまりの神様なんだね~」

境内には大きな「蹴鞠の碑」。

「これを回しながらお願いすると、きっと日本チーム勝てるかも…」

「精大明神」には、たくさんのボールの奉納が…
 
「う~試合に勝つには、敵にひるまない強い心が必要…ここにもお詣りしなくちゃ…」と武道の神様の「伴緒社」にも…
 ここには、弓の名手、鎮西八郎為朝親子をお祀りしています。「PK戦になったとき、集中力をくれるかも…」と。

社務所では、スポーツの勝利や上達のためのお守りがいろいろ。
 
「やっぱり今もこれかな?」とミモロが頭に巻いたのは、「闘魂」の文字入りのリストバンド。ミモロの場合は、ヘアバンドに…。「これをつけて応援するといいかも…」と。
サッカー関係者も多数参拝している神社です。

ミモロのお願い神様に届くかな?

25日のコロンビア戦を、楽しみにするミモロでした。

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