ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

雨上がりは、新しい長靴で近所のお散歩…野村美術館そばの花菖蒲も咲き始めました。

2014-06-05 | 京都

夜、たくさんの雨が降った京都、朝は、陽射しが覗く梅雨の合間…。
雨が上がった朝、ミモロは、元気にご近所のお散歩へ。
 
近くを流れる白川「蛍さんたち、流されなかったかな~」と周囲を心配そうに見渡します。白川沿いは、夜になると蛍が飛び交う場所。いつもより、川の流れも多く、急になっていました。

雨しずくを葉に乗せたヤツデ。「カタツムリいないかなぁ~」と探します。でも、何も…。梅雨時期のヤツデといえば、カタツムリ。でも、最近見てない気がします。

トコトコと琵琶湖疏水を渡り、神宮道沿いの「京都国立近代美術館」へ。
 
現在、近代美人画で知られる女流画家、上村松園の息子の「上村松篁展」が7月6日まで開催中。

さて、その向かい側の「京都市美術館」の敷地は、ミモロの大好きなお散歩場所。
「なんか白いお花がいっぱい…」
その花に引き寄せられるように、近づくと…
 「すご~い・・・」と思わず。
 
木全体に白いドレスをまとったような木…「これ何の木?」とミモロ。うーなんだろ…ご存知方ぜひ教えてください…。

「クンクン、花の香りは、甘いような…でも、すごくいい香りっていうのでもないなぁ~」と。


「わーいい気持ち・・・・」雨上がりの芝生は、まだ雨で湿っています。「でも、大丈夫だもんね~」と走り回るミモロ。
そう、足元は、新しい長靴…ミニチュアシューズ作家の北村盛さんが、ミモロの足に合わせて作ってくださったもの。
 
大好きな赤に水玉もよう…内側には、ミモロの名前入り。ひもは、脱げないように、ミモロの足を固定する工夫です。

「わーい…」ここは、遠くに見える山、一面に広がるクローバーの草原…いったいどこの高原…?と思ってしまう景色ですが、これ美術館の横。
7月5日からは、話題の「バルテュス展」が、9月7日まで開催される予定。秋は、「ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展」も予定されています。「夏は、美術館が涼しい…」とミモロ。確かに、涼むにはいい場所…。

「久しぶりに美術館にたくさんの人が来るかも…」。そうこのところ、大きな展覧会がなくて、人が少ない美術館でした。

さて、2日前に、野村美術館裏の花菖蒲の咲き具合を見に行きました。
  
まだ満開では、ありませんが、この雨でかなり開いたものと…。今週が見ごろです。ぜひ…。

「梅雨になっても、長靴があるから、大丈夫だもんね~」と、水たまりを歩くのも楽しみのひとつにするミモロでした。



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おみくじ発祥の地、延暦寺横川の「元三大師堂(がんざんだいしどう)」。厄を祓い、精気を奮い起させる

2014-06-04 | パワースポット

昨年から、ミモロは、比叡山延暦寺参拝に、よく出かけます。この日も東京のお友達といっしょに比叡山に上りました。
 
車で、京都の町中から30分ほどで行ける比叡山。「え~そんなに近いの?」と、東京のお友達は、意外な様子。

比叡山延暦寺といえば、約1200年前、最澄上人が開いた天台宗の総本山で、日本仏教のルーツの地といわれます。法然、親鸞、日蓮、栄西、道元など、各宗派の開祖の多くは、この延暦寺で修業した経験を持ちます。いわば全員、このお寺の同窓生なのです。

延暦寺は、東塔、西塔、横川の3つのエリアが、比叡山の約500ヘクタールの敷地にあり、そこに点在する約150の堂塔の総称です。だから、ほかのお寺のように、これが延暦寺です…ということはできません。東塔にある根本中堂は、それらの堂塔のいわばメインオフィースになります。

延暦寺に初めて参拝するというお友達のために、「まずは、根本中堂にお参りしましょ…ここが基本だから…」とミモロ。

創建以来、灯り続けている不滅の法灯。「これは最澄さまが灯されたんだって…」と、以前聞いた説明を伝えます。さらに「オリンピックの聖火よりすごいんだよ~」と。

ご本尊は、薬師如来さま。人の感じるさまざまな厄を祓ってくださる仏様です。根本中堂の内部は、いつ訪れても、厳かな雰囲気。「さすがすごいね~」と、その迫力を感じたお友達。信長の焼打ちにあったり、何度も焼失した御堂は、徳川家光が竣工したもので、国宝です。

根本中堂の前から、急な階段を上り、
  
文殊楼へ。緑が茂る境内には、清らかな気が漂います。

「次に西塔に行くよ~」と、ミモロ。この日、延暦寺の3つのエリアをすべて回ろうと…。
西塔は、釈迦堂を中心にするエリア。
「お釈迦様にもお詣りしましょ…」と、お友達を案内します。

延暦寺には、根本中堂の薬師如来をはじめ、大講堂の大日如来、阿弥陀堂の阿弥陀如来、釈迦堂の釈迦如来など、さまざまな仏様がいらっしゃいます。「日本仏教の根本だから、いろんな仏様がいらっしゃるんだって…」と、またお坊さんに伺った話を披露するミモロ。

「さぁ、次は横川だよ~」とミモロ。「釜飯の横川みたい…」というお友達。「違うよ…横川って書いて、よかわって読むんだよ」と、自慢げに鼻を膨らませて説明。
ここ横川は、ミモロがまだ訪れたことがなかったエリア。中心のお堂は、昭和46年に再興された横川中堂です。
 
舞台づくりで、船のように見えるのが特徴なのだそう。

「ここにも階段…でも、ここのは楽…ヨイショ」
 
山にある延暦寺は、御堂をめぐるには、多くの階段を使わなくてはなりません。一部は、車いすで行けますが、建物内部などには、介助が必要。「どのエリアも駐車場から、結構歩かないといけないんだよね~」と、1日で3つのエリアを回るミモロは、やや疲れ気味。

横川中堂に参拝した後、ミモロたちは、四季講堂(元三大師堂)に向かいました。
 
ここは、慈恵大師(良源=元三大師)の住居跡といわれる場所。
門の前には、なにやらコワイ姿の絵が…。
これは「角大師」(つのだいし)という魔除け。疫病などが流行った折り、元三大師が魔を祓うために変化されたお姿だそう。このお姿の護符は、魔除け札として玄関、神棚、仏壇などに貼ります。

ミモロもお堂の中で、参拝を。
そして、護符をいただきます。
ミモロが、いただいたのは、「魔滅大師」のお札で、仕事運にご利益があるもの。「その札は、仕事場などに貼ってくださいね。よく会社の社長さんが、部屋に貼ってますよ」と。ここは、知る人ぞ知るパワースポットで、多くの芸能人も訪れるそう。本堂の前には、そのご利益に感謝して納めた品々が山積みに…。「きっとすごくご利益あるんだね~」

さて、ここは、「おみくじ発祥の地」といわれるところ。
 
人々の悩みを解決するため、お大師さまに観音様が授けた100通ほどの言葉が、おみくじの原点だとか。ただし、ここのおみくじは、一般の神社などのおみくじと違い、悩みや解決したいことを、紙に書き、それを、お大師さまに伺ったのちに、説明してくださったり、ご祈祷をしていただくもの。「その場で、もらえるおみくじじゃないんだ~」と、ミモロ。「人生で、どうしたらいいか、迷っているときに、ご相談ください…」とお寺の方。本来のおみくじは、気軽に運試しのように引くものではなく、人生の岐路などに立った時に、ご相談するものだと、改めて知りました。

「これで、3つのエリア、全部お詣りできた~」
 
参拝時間終了が迫る延暦寺をミモロは、後にすることに…。山には、夏もみじが、赤い葉を茂らせています。
ミモロのいる横川からは、滋賀県側に山を下ります。


途中、「わーここ素晴らしい…」とミモロが車を止めたのは、仰木の棚田。
「えーこんなところに、素敵な棚田の景色があったんだー」。山の斜面に広がる棚田は、今、田植えが終わり、稲の苗が育っています。日本各地に棚田の美しい景色で知られる場所はありますが、比叡山の東側でみられるとは思いませんでした。

「また、ゆっくり見に来よう…」そう思うほど、美しい景色です。
みなさんご存知でしたか?

広大な延暦寺…お友達を案内してのダイジェスト版の参拝でした。

*「元三大師堂」の詳しい情報は、ホームページから


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帽子好きが通う、個性的な帽子のアトリエ、寺町通の「BIZARRE ビザール」。

2014-06-03 | ファッション

「ミモロちゃんにピッタリの素敵な帽子のアトリエがあるの知ってる?」と、ある日お友達に言われたミモロ。「え~どこ?」と身を乗り出して尋ねます。お友達が教えてくれたのは、寺町通の老舗茶店「一保堂」の向かい側のビルの3階にある「BIZARRE」ビザールというところ。さっそくミモロは、出かけます。「夏の素敵なお帽子が欲しいなぁ~」と。
  「ここだ…」
茶色のビルの前に看板。そして階段を上がって、3階へ。

寺町通に面したアトリエの中には、明るい陽光が…。アンティーク家具などが配置された店内は、「なんかパリのアトリエみたい…」
  
麻やコットン素材の夏の帽子が、今、店内に飾られています。
「あ、ミモロのぴったりの帽子…」店内に入るなり、ミモロは、窓辺に一目散。
そこには、小さなミモロサイズの帽子が並んでいます。「あのーかぶってもいいですか?」とミモロは、こちらのオーナーであり、デザイナーの内田亜斗武(うちだあとむ)さんと内田純子さんのご夫妻に尋ねます。
「はい、どうぞ、いろいろかぶってみたくださいね~」と。ミモロは、うれしそうに、次々に小さな帽子をかぶります。

 
「よくお似合いですね~」と、ミモロを見て、内田さんご夫妻は、目を細めます。
ホントにミモロの頭にピッタリのサイズ…。実は、これは、現物のモデルに作られたもので、ディスプレー用。売り物ではありません。
「ディスプレーのお人形にかぶせていたんですよ」と、内田純子さん。店内の片隅にあるスラリとした体形のお人形の帽子なんだそう。体形は、かなり違いますが、ミモロもなかなか似合っています。


帽子の素材感やフォルムなどの雰囲気を見るために作られた小さな帽子は、本当によくできていて、実際の帽子と同じように裏も付き、縫製がなされているのです。
 
まさに縮小版…。ミモロがかぶっても、そのフォルムの美しさがわかります。

この「BIZARRE」は、東京で、帽子作りを学んだお二人が、京都に居を構え、そして6年前に寺町にオープンしたアトリエ。
個性的なフォルムが、帽子好きを魅了しています。ブランドの名前「BIZARREビザール」は、フランス語で「風変わりな」「奇妙な」という意味だそう。内田さんたちのデザインを刺激しているのは、動物や貝など、自然界の形だとか…。
これは、カルガモをイメージしたもの。
この美しいフォルムは、立体裁断から…。だから美しさだけでなく、かぶり心地の良さも…。
「なんか頭にしっくり来る…今まで、こんな帽子かぶったことない…」と、ミモロ。もちろんこのお店のお客様は、一度かぶると、その魅力にすっかり虜になってしまうのです。

「個性的ですが、かぶり方で、さまざまな表情が生まれ、行く通りにも楽しめるんです…」と。
厳選した素材を使い、丁寧に作り上げる帽子…。アトリエの奥は、製作工房になっています。
   
 
型紙を作ったり、アイロンをかけたり、ミシンで縫ったり…帽子作りが次々に…。

 ここの帽子は、ユニセックス。自分のファッションに合ったものを…。
また、伊藤若冲の絵を染めた絹の布を使った帽子やファントムの仮面のような帽子など、アート性の高い作品も評判。
 
このミモロサイズのものはなく、かぶることができませんでした。「う~残念…」

ここでは、オーダーの帽子も注文できます。
自分の頭のサイズに合わせ、複数の素材から選び、自分のための帽子を持つ喜びは、ひとしお。
オーダー日数は、1週間から1か月。4月、10月は、多忙な時期で、7月、8月がオーダーのねらい目。
価格は、オーダーなら1万8000円~。既製品は、1万5000円~です。


「これすごく似合うと思わない…?」
 ハンチングをかぶって自分に姿にウットリ…。

 
それもよく似合う…。

すっかりこちらの帽子が気に入ったミモロは、帽子をかぶったまま店内を歩き回ります。
 

「ねぇ、欲しいよ~」とミモロ。「冬用の帽子もすごくかわいいのがあるんですよ」と内田さん。
「あの~この小さな帽子ミモロの頭のサイズにピッタリなんで、こんどお帽子作ってください…」とお願いするミモロ。
「どんなのが、いいですか?」「あのね~シャーロック ホームズみたいなの…」と。今、ミモロは、シャーロックホームズに夢中…じゃ、今度、オーダーでお願いしなくちゃね~。


帽子は、実際にかぶってみないと、その良さがわかりません。
ひとつひとつ丁寧な仕事から生まれた帽子。内側の部分は、傷んだら取り替えも可能だそう。長く愛用したくなる帽子です。

*「BIZARRE(ビザール)」の詳しい情報は、ホームページで。
6月下旬から7月上旬に東京、新宿伊勢丹のイベントに出品予定。



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京都屈指のパワースポットの磐座(いわくら)へ。京都最古の神社「松尾大社」のご神山へ登拝

2014-06-02 | パワースポット


昨年から、何度か訪れている京都のパワースポット「松尾大社」。
京都の桂川のそばにある、太古の昔から神様をお祀りしていたと伝えられる京都最古の神社です。この一帯は、農業、絹織物などに優れていた秦氏が納めていたエリアで、特に、酒とかかわりが深く、酒造の神として崇敬されています。

週末、京都を訪れた東京のお友達の案内で、ここ「松尾大社」にやってきました。
日曜の気温は、30度を超える夏日。熱中症が懸念される暑さです。「ハイキング好きのお友達にいいかも…だって、ここは、木が茂って木陰があって涼しいはず…」とミモロは、考えました。「それにミモロ、まだこの御山に登ったことないし…」と。お友達も貴船と鞍馬は行ったことがあるというので、ここに決定したのです。

京都の神社は、山にご神体をお祀りしたり、また山自体がご神体になっているところがあります。たとえば、上賀茂神社は、後ろに神山が…。そして奈良でいえば、大神神社のご神体も山…。滋賀の日吉大社もそうです。

神山は、登拝できるところと、禁足地として人が入れないところが。上賀茂神社は、入ることができません。
一般に神山をもつ神社は、長い歴史をもつ神社。ご祭神に、大山咋命(おおやまくいのみこと)や大国主命(別名の場合も)をお祀りすることが多いよう…。

ここ松尾大社には、大山咋命をお祀りする神山(松尾山)が、社殿の背後に控えます。


大山咋命をお祀りする神山があるのは、滋賀県の日吉大社。この神社は、比叡山延暦寺の守護社で、全国の日枝神社、山王神社の本宮です。つまり京都盆地の東西に、大山咋命の神社があるのです。「京都は、昔から、大山咋命さまにお守りしていただいてるんだ~」と…。京都の町の神社を単体で見ないで、もっと広く見ると、別の姿が見えてなかなか興味深いものが…。

さて、気温30度を超す中、訪れた松尾大社。「やっぱり境内は暑い…」と、汗をにじませています。ミモロは、まず、本殿に参拝し、神山に入るお許しと無事をお願いすることに。
さすが、京都暮らしも4年目を迎え、神様へのマナーも身についてきたミモロです。

そして、社殿の南側の「亀の井」のそばにある社務所で、磐座への登拝の申し込みを…。
 住所・名前・携帯番号など記入して1000円を納めます。「次回からは、これを提示すると500円ですよ。12回登ると、証明書がもらえます。がんばってくださいね~」と言われました。

磐座に入るには、2人以上で。ひとりで登ることはできません。「ハイキング好きのお友達が来てよかった~」とひそかに思うミモロ。往復約1時間の道のりです。ただし、山中は、撮影禁止。山中にあるもを、石も葉も一切持ち出してはいけません。お供えものの持ち込みも禁止。気持ちがいいからとお弁当を食べたりしてはいけません。敬虔な気持ちで入山しましょう。
許可証などをいただいて、登拝の準備が整いいました。

途中の見晴のいい場所では、願掛けの盃投げができます。「やってみようよ~」とお友達を誘い、5枚200円の素焼きの盃をいただきます。
 

熱中症予防の水と、汗拭きタオル、虫よけ、そしてこの心願の盃を、お友達のリュックにいれてもらい、ミモロは、意気揚々と、神山の入り口に向かいます。

「あ、ここでお祓いしなくちゃ…」
 手水で手と口を清め、次に御幣でお祓いを…。「さぁ、きれいになったから、御山にはいろうね~」
 
竹の柵の先は、登拝許可証を持った人しか入れません。鳥居の先には、山道が磐座へと続きます。

枯葉が積もる細い山道を、サクサクと踏み鳴らしながら、少しずつゆっくりと登るミモロとお友達…。杉木立に包まれた山の道は、山の木々が枝をのばし、強烈な太陽の光からミモロたちを守ってくれているよう。「わー木漏れ日が気持ちいいねぇ~」。キラキラと優しい陽光が、ミモロの上に降りてきます。時折聞こえる野鳥の声…そして、風にそよぐ葉が触れ合う音がミモロの耳に届きます。この時間、山に入っているのは、どうもミモロとお友達だけらしく、誰も会うことがありませんでした。

そもそも松尾大社は、この山を含む約12万坪という広大な敷地を持ち、その全域が、風致地区に指定されています。ミモロが登る山は、松尾山、またの名を別雷山(わかいかづちやま)と言います。
「えー別雷…って、上賀茂神社は、のご祭神のお名前…」とミモロ。そう、同じ名前、松尾大社の神文は双葉葵。上賀茂神社、下鴨神社と同じです。「みんな関係があるんだ~」。賀茂氏と秦氏は、血族関係が結ばれているので、そのつながりもあるのでしょう。

木々の葉影が続く山道は、思ったよりも涼しいもの。木立を渡る風も爽やかです。「あんまり暑くないね…」そう、地上より気温は低めで、暑さは苦になりません。「やっぱりここに案内してよかった…」と、思うミモロです。

すっぽりと静かさに包まれた山、車の音も、人の動く音もしない、静寂の世界が…。
大きな杉は、まっすぐに天に向かって聳え立ち、幹の太さから、そこに過ごす時の長さをうかがわせます。
「あ、小さなチョウチョ…」ミモロが進む山道では、時折、小さなシジミチョウでしょうか、一斉に飛び、薄黄色の花びらが舞い散るよう…。

「結構急な坂もあるね」と、息を切らせながら歩きます。「でも、ここの山は、奈良の三輪明神(大神神社)の山より、距離も短いし、大文字山くらいかな・・・?」と、ミモロの経験から…。

山頂近くの磐座まで、ミモロの足で約20分ほど。大きな岩が鎮座する磐座は、「きっと神様いらっしゃるね~」と思わせる厳かな雰囲気…。そこの前にしばし座って、目を閉じると、風の音、葉の音、そしてそばで動く虫たちの音まで聞こえてきます。

だれもいない山…ミモロは、大きな声で、「幸魂奇魂 守給へ 幸給へ(さきみたま くしみたま まもりたまへ さきはへたまへ」と、以前、大神神社で教わったいのりのことばを3回唱えました。「このいのりの言葉しか知らないから、許してもらおう…」。お腹の底から声をだし、唱えた言葉が、山に響きます。
「すごく気持ちいい…神様、ありがとうございまーす。いつも見守ってくださって…」と、深く感謝するミモロでした。

磐座での参拝の後、京都の町を一望する見晴のいいところに、心願、盃投げができる場所があります。
そばの表示に、「願い事をしながら、盃を遠くに飛ばすか、そばにある底が開いた樽の中をとおしてください…」と。ミモロは、お友達から盃を受け取ると、何かブツブツ唱えて、思い切り盃を飛ばします…。

それから、磐座に向かうルートから少し外れた「水元」(みずもと)という山の水源地へ向かいます。
ここは、山の水が湧き出る場所で、そこからの水が下へと次第に水量を増やしてゆくのです。
「キャー冷たい…」山から湧いた水が流れる小川に手を付けて、ミモロは、お清めを…。

「ここの神山って、パワーがいっぱい…。登ってよかった~」と思うミモロ。無事に下山をして、山の水が落ちる「霊亀の滝」を改めて眺めます。
 「あの上に上ったんだもんねぇー」と、満足そうなミモロ。

さぁ、「亀の井」でお水を汲んで帰りましょ。この水は、延命長寿のよみがえりの水と言われ、多くの人が汲みに訪れる名水のひとつ。
 
ミモロもお友達に手伝ってもらいながら、ペットボトルに水をくみます。

「おうちに帰って、これでお茶いれて飲むんだ~」と、きっと美味しいお茶になるはず…。

「なんか清々しい気分…」と磐座への参拝を無事終えて、すっきりした顔のミモロ…。

京都の町中から、車で30分弱。阪急電車でも行ける便利な場所にあるパワースポットです。

「スタンプ12個集めたいなぁ~」と、何度も訪れる意欲を見せるミモロ。「また、ほかのお友達も誘っちゃおう…」と。
京都には、パワースポットと呼ばれる場所が多数ありますが、ここは、その中でも、特に強いパワーを感じると、ミモロ。

ぜひ、一度、磐座へ参拝を…。夏も涼しいところです。

*「松尾大社」の詳しい情報は、ホームページで…。 



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慶応元年創業、「かづら清 老舗」。女性の髪を美しく…健やかに、そして華やかに

2014-06-01 | 老舗

祇園、四条通に面した「かづら清 老舗」は、女性の憧れのお店。

 
ミモロも、その前を通るたびに、必ずウィンドーに立ち止まります。

ここは、創業145年を超える、女性の髪にまつわる品々を扱ってきた老舗です。店内には、様々な髪飾りが艶やかに並んでいます。舞妓さんが付けるような、可愛らしい花の髪飾りなど、ミモロ憧れの品々も…。
「こういうのつけてみたい…」と羨望のまなざし。

来月は、祇園祭、浴衣にぴったりの素敵な髪飾りも豊富にそろっています。
 
つまみ細工の髪飾りは、クラシックな雰囲気とともに、現代風なセンスも漂わす品。
「似合う?」なかなかいい感じかも…。

「これも大人の女性って感じ…」べっ甲や本うるしのシックな髪飾りなども…。

「かづら清老舗」は、慶応元年、かづら類を扱う清三郎の店として誕生したそう。祇園という土地柄、その品々には、独特の艶やかさが…。伝統の美しさに、現代的センスを調和させた品々は、時代を経ても、女性たちのハートを捉えています。

髪飾りだけでなく、髪自体の美しさを保つ品々もいろいろと…。数ある品の中でも、ロングセラーなのが、椿油です。
九州の五島列島にある自社椿園で育ったヤブツバキの実から、自社工場で搾油した、良質の椿油は、髪や頭皮をしっとりつややかにしてくれます。

夏の強い紫外線からも、髪を守る働きがあるそう。「全身に使いたい気分…」と、ミモロ。夏の陽射しで乱れがちの毛並も、きっとツヤツヤになるかも…。

その椿油を使ったオリジナルのスキンケア製品も、人気。ラベンダーなどの香りをプラスした「香る椿」は、使うたびに、アロマが心を癒してくれます。髪だけでなく、顔や体にも使いたい万能オイルです。
さらに、舞妓さんのような絹美肌を作るという、「椿のBBクリーム」も注目されるひと品。6割以上が美容液成分のBBクリームなんだそう。

昔からの椿油も、今の人が使いやすい製品へと進化しているのです。

また店内には、オリジナルの小物も並んでいます。
 
椿オイルにちなんで、椿の花のデザインの化粧ポーチや小物入れ。どれも使いやすいサイズ・・・。

「この鏡もカワイイ・・・」ネコのデザインの押絵が施された手鏡も…。

店内をあちこち歩き回るミモロです。

さらに、お店のショーケースに見つけた珍しいもの…。それは、久邇香水(くにこうすい)という、知る人ぞ知る香水。前皇太后陛下の兄君の久邇宮さまが創作され、昭和26年から旧宮家の方の間で愛用された香りだそう。上品なジャスミンとローズの香りがそろっています。
発売当時のイメージガールは、女優の原節子さん。日本女性にふさわしい気品ある香りとして、今も愛用者が多いのだとか。

女性が憧れる品々が豊富にそろう店内…ミモロの興味も尽きません。

*「かづら清老舗 祇園本店」八坂神社の西側。四条通の北側です。9:30~19:00 水曜休み 

 

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