ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

桔梗が見ごろ・・・「晴明神社」。涼やかな桔梗の花、「厄除け桃」で厄払い

2016-07-06 | 京都

「う~暑い…でも、見たいものあるし~」と、麦わら帽子をかぶり、強い陽射しが照り付ける京都の町に出かけました。

 
ミモロが訪れたのは、堀川一条戻り橋の近くにある「清明神社」です。

陰陽師 安倍晴明をお祀りする神社で、人気のパワースポットとして、多くの参拝客がある神社です。
でも、さすが今は、参拝者は、少な目。

「こういう時期の参拝って、ゆっくりできる・・・でも暑い…」ミモロも熱中症に注意しながら街歩きをしています。


いま、「晴明神社」は、桔梗の盛りを迎えています。

境内のあちこちに、可憐で涼やかな姿を見せる桔梗。
 

「晴明神社」に桔梗の花が多いのは、神社の社紋が「桔梗紋」と呼ばれることから。
 

境内の桔梗を観賞しながら、ミモロは、本殿で参拝を…


それから、本殿脇にある「安倍晴明公像」にご挨拶。
参拝者が触るので、晴明公の足は、光っていました。

暑さで体調を崩しがちな今、ミモロもちょっとお腹を壊し気味・・・そこで、「厄除桃」に、自分の調子の悪い所をすりつけて、その厄を祓ってもらうことに…。
多くの人が触るので、桃はピカピカ。

ミモロもお腹を擦り付けて、調子の悪さを解消します。

「冷たいもの食べ過ぎちゃったみたい…」と、大好物なスイカをパクパク食べていましたっけ・・・
「これで大丈夫だよね~」と、お腹を撫でるミモロです。

暑くなった体を「お清めの御水でちょっと冷まそう…」

手を水で濡らして、体温を下げています。

さて、晴明神社の社紋は、「桔梗紋」それはお星さまのような形。
だから、七夕にふさわしい形です。「もうすぐ七夕だ~…」京都の各所には、七夕飾りも…

また現在人気の「ご朱印集め」
こちらのご朱印帳には、大きく「桔梗紋」が描かれています。

「ほかにもいろいろお守りあるね~」ここは、修学旅行生からご年配の方まで、さまざまなニーズに対応するお守りが用意されています。
「一部は、送ってもらえるんだって…」全国からの要望に応えるために、ホームページからお守りやお札などをお願いできます。

「桔梗が開花している時期限定のお守りもあるの…」


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猛暑の京都…風にゆれる桔梗の花が、見るものに涼を誘います。

開花時期は、初秋まで、まだまだ十分見られます。夏に京都を訪れたら、ぜひお詣りなさっては…。涼やかな桔梗の花がお出迎えします。


*「晴明神社」の詳しい情報はホームページでどうぞ


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涼しさを誘う扇子と団扇展。四条室町かど「ギャラリーちいさいおうち」で開催中

2016-07-05 | イベント

「暑い~ふ~」猛暑日となった京都。全身毛皮のミモロにとっては厳しい季節です。
暑い京都では、エアコンより、やっぱり風情ある扇子や団扇が似合います。

そんな京都らしい展示会が、四条室町角にある「ぎゃらりーちいさいおうち」で、7月24日まで開催されています。
  
「24日って、祇園祭の後祭の山鉾、巡行の日だね~」。はい、その通り。つまり「祇園祭」の期間中、ずっと開催されているのです。

この場所は、ミモロファンなら知っているはず・・・そう、昨年の暮れに「ミモロのクリスマス写真展」を開いた場所です。

ミモロのクリスマスとは、雰囲気も全く違う、和風の祇園祭仕様です。

祇園祭の先祭、17日にはこの通りにある「鶏鉾」が、ギャラリーの前を通り、四条通へと進みます。

「う~暑い…」汗びしょびしょになりながら、ギャラリーに到着したミモロ。
「わ~なんか涼し気~」
 
ギャラリーの中には、16人の作家さんや工房の作品が、展示されています。

「テーマは、扇子と団扇なんだって…」
 

さまざまな個性的な作品がいろいろ。
「わ~大きな金魚・・・」大好きな金魚の団扇に興味を抱くミモロです。


「ホント、いろんな団扇がある~」
  

団扇や扇子という限られた画面・・・そこにそれぞれの作家さんたちの個性がはじけています。

 
「わ~これ、見てるだけでも、涼しくなりそう・・・」団扇には、いろいろな妖怪が描かれたのは、「妖怪堂」店主の葛城トオルさんの作品。「あ、知ってるもん・・・」そう、ミモロは、まえに妖怪のお話を伺ったことがありました。


かわいい猫やお花、また祇園祭をテーマにしたものもあります。
  

ギャラリーの奥では、京友禅の手描き作家さんの足立茂さんが、団扇に絵を描いています。
 

ミモロは、そばでその技を見学。「あの~見せてください…」といいながら、なんと膝の上に・・・
 
ミモロならではの見学方法。「すごい…ササ~って描いちゃうんだ~」


壁面に飾られた扇子も、すべて手描きの作品です。


「熱心に見学してくれたから、これプレゼント・・・」
  手描きのハガキをいただきました。
「どうもありがとう…」と、うれしそうなミモロ。

「あの~ミモロ、また祇園祭の時に、来ますね~」と・・・。


*「祇園祭 扇子とうちわ展」は、7月24日まで、四条室町角「ぎゃらりーちいさいおうち」にて、11:00から19:00まで
最終日は16時まで。 



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「叡山電車」で行く山里の鞍馬。自然豊かで、昔ながらの雰囲気が残る鞍馬

2016-07-04 | 京都

出町柳駅から「叡山電車」で約30分。終点の鞍馬駅に降り立ったミモロ。


まずは、ちょっと町歩きを楽しむことに…。


駅の周辺には、鞍馬名物の木の芽煮や佃煮のお店、また鞍馬のシンボル、天狗のお面やグッズを扱うお土産屋さんが軒を連ねています。
「天狗だよね~」お土産やさんで売られる天狗のお面。ミモロサイズのものもありました。


「なんかおやつ食べたい~」と、ミモロは、草餅などが並ぶガラスケースに飛び乗りました。
 「美味しそう…」
小さな草餅を前に、動かなくなったミモロです。

「あの~ひとつでも買えますか?」「はい、お店の中では食べられませんけど、お外でなら…」と、小さな草餅をひとつ袋に入れてもらいました。

駅から鞍馬寺は、すぐ。「鞍馬寺に参拝するなら、絶対叡山電車で来るのが便利だよね」とミモロ。
そう、駐車場の数は少なく、また駐車料金もバカになりません。特に週末は、平日より高額になるので要注意。


鞍馬寺に参拝するの?「う~ん、まず、草餅食べてから考える…」と、ミモロの関心は、今、草餅に…。

小さな草餅は、ちょっと食べるのにいいサイズ。さっそく、食べるのにいい場所を探します。

「あ、ここなら…」川沿いにベンチを見つけました。
「いただきま~す」袋から草餅を出すと、一口でペロリ。
もっと味わったら…。「だって~」すでに草餅は、ミモロのお腹の中に…口のまわりに、かすかにきな粉が残るのみ。

やっと周囲の景色を眺めるゆとりができたミモロ。
「いい景色だね~なんか懐かしい感じ…」

ベンチのそばを流れる川は、梅雨の時期だけに、いつもより水量を増しています。


「ここ鞍馬の火祭の時に、通ったよね」。その時は、夜。周囲を見ても山の景色は見えず、また人の波に流されて、立ち止まることもできませんでした。

「へぇ~こんな景色だったんだ~」

さて、鞍馬は、日本海へ通じる「鞍馬街道」が通り、京都への重要なルートで、さまざまな物資が行き交う交通の要所でした。
今も、昔の面影が残る街道。

「ここを行けば、海に行けるの~お魚食べたいね~」
若狭などに通じる道…でも、とても歩くのは無理。
しかし、昔は、ここを背に日本海で水揚げされた鯖に塩を振り、行商の人たちが、京都を目指して歩いたのです。

また、室町時代から、日本海へ向かう軍事道路としても使われた街道です。

さらに鞍馬は、林業も盛んなエリア。

切り出された杉などが、街道沿いに並べられています。

「もっと先の方に行ってみたいけど、もう夕方になっちゃう…また、今度ね…」


ここから、貴船神社への山道もなかなか素敵…。またお友達を誘ってきましょうね~

京都の里山への旅・・・「叡山電車」は、懐かしい京都へといざないます。





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緑のトンネルを通る「叡山電車」に乗って、鞍馬へ。近畿の駅百選に選ばれた風情ある鞍馬駅の駅舎

2016-07-03 | 歴史・史跡

「出町柳駅」から、約30分。ミモロを乗せた「叡山電車」の展望列車「きらら」号が、終点の「鞍馬駅」に到着しました。
 
改札を通り、駅舎へ 
ここ「鞍馬駅」は、寺院風の木像建築の駅舎。昭和4年に、出町柳ー鞍馬間が、開通した当時の姿を留め、「近畿の駅百選」にも選ばれています。

「すごく懐かしい感じ…。こういう駅の雰囲気素敵だよね~」と。京都でも、昔ながらの駅舎のある駅は、貴重。

レトロな雰囲気が漂う駅舎。照明にも歴史を感じます。
 

駅舎の一角には、鞍馬の歴史や物語を描いた絵が展示され、ギャラリーのよう。
 
「なんか不思議なお話もいろいろあるみたい…」

義経が牛若丸の時代を過ごし、天狗を相手に腕を磨いたと言われる山です。

鞍馬といえば、天狗。駅のあちこちに、天狗のお面が…
 

また有名なのは、10月22日に行われる、迫力ある鞍馬の火祭りです。


この日は、駅は大混雑。昨年、訪れたミモロも、その人の多さにビックリ。

今年は、土曜日に当たり、さらなる混雑が予想されます。

「すごく落ち着く駅だね~」ホームには電車が入ってから…乗客は、それまでここで電車を待つことに・・・。
木のベンチが、すっかり気に入ったミモロ。寛いでいます。

さぁ、ちょっと鞍馬の町を歩いてみましょ。
「うん…」というとベンチから飛び降り、歩き始めたミモロです。




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「叡山電車」に乗って、新緑の鞍馬へ。車窓に迫るみずみずしい緑・・・爽やかさ抜群のプチ旅行

2016-07-02 | 癒し

梅雨明けも間もなくの京都。ある日、ミモロは、叡山電車に乗って、鞍馬へと向かいました。

「叡山電車」は、下鴨神社のそばの「出町柳駅」から、鞍馬や貴船、八瀬など、京都の北部へ続く電車です。

始発駅の「出町柳駅」のホームには、窓が大きな展望列車の「きらら」号が、待っていました。
「わ~『きらら』号だ~。これに乗りたかったんだ~」。叡山電車には、さまざまな種類の車両がありますが、中でも、観光客に人気なのが、この展望列車なのです。

「リゾート列車みたい…シートもフワフワで、ゆったりサイズ・・・」
 「いい乗心地~」

シートは、外の景色がよく見えるように窓に向いたものと、ゆったり一人掛けのシートがあります。
ミモロは、窓向きのシートに座ります。「よくお外見える~」
でも、電車が動き出すと、じっとしていられず、窓のそばに立ってしまいました。
 
「あ、比叡山が見える」出町柳からしばらくの間、住宅地を走る電車。窓の外には、比叡山の姿が…

京都に住んで、実はあんまり電車に乗る機会がないミモロ。「地下鉄はよく乗るけど、お外見えないもん・・・つまんない」

見慣れているはずの住宅地も電車からは、見知らぬ土地にいる心地に…。

乗り物が大好きなミモロは、座り心地がいいシートがあっても、運転席のそばがお気に入り。
「あ、電車来た~」
もう夢中です。「叡山電車」は、2両編成。中には1両のものもあります。運転士さんだけが乗車している、ワンマン電車。
降りる人は、運転席のそば、つまり一番前のドアで、料金を支払って下車します。

「運転士さん、忙しいね~」

朝晩は、仕事に行く人や周辺の学校に通う学生たちで混みあう電車。昼間は、観光客が目立ちます。

やがて電車は、住宅地から山里のエリアに入ってゆきます。
車窓には、周囲の木々が迫ります。「なんか木の匂いがする…クンクン」ミモロの鼻が動きます。
そう、電車が山に入ると、車内には、緑の香りが漂ってくるのです。

出町柳駅から20分ほどで、全く景色が変わります。
新緑の中を進む電車。「気持ちいいねぇ~」とミモロは、窓から見える林や森に見惚れています。

「わ~緑のトンネルみたい」鞍馬に向かう路線の中でも、市原駅から二ノ瀬駅の間は、特に周囲に楓が多く、「もみじのトンネル」と言われる区間です。


秋の紅葉シーズンは、色鮮やかなトンネルに変身。
天井までガラス窓の車内は、居ながらにして紅葉が存分に楽しめるのです。

「もうすぐ着いちゃうの…もっと、乗っていたいのに…」
 
電車は、そろそろ終点の「鞍馬駅」に・・・。

名残惜しそうに外の景色を眺めます。


「あ~到着しちゃった~」電車が鞍馬駅のホームに入りました。
 

鞍馬駅では、天狗がお出迎え・・・


さぁ、ちょっと鞍馬の町を歩きましょ・・・。

出町柳駅から鞍馬駅までは、約30分。「なんか旅行に来た気分・・・」快適な「叡山電車」の旅でした。


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