「祇園祭」の還幸祭も納められ、ぐっと静かになった京の町。「宵宮の日のこと、お話したい~」というミモロ。
では、今日は、宵宮の日に「大船鉾」でのご奉仕の後めぐった町のお話を…。
後祭の山鉾は、全部で10基。今年は、あまりに暑かったので、ミモロは町歩きができませんでした。「だって命にかかわる危険な気温・・・って言われたし、全身毛皮だから大変なんだ~」と。ミモロ同様、今年の猛暑は、近郊の人たちの足を鈍らせたり、また「花傘巡行」が中止になったり、予想外のことが起こった「祇園祭」でした。
「でも、やっぱり、ちょっと町歩きしよう~。あ、橋弁慶山だ~」。ここは常に後祭で1番先頭を進む山。
「弁慶と牛若丸だ~」
「次行こう~」トコトコ町歩きをして「鯉山」のそばに来たとき・・・「あ、すみれさんだ~」宝塚の男役のような月城すみれさんは、関西では有名人。
特に宝塚のメンバーやファンには大人気で、「すみれさんに出会うといいことがある」と噂される人。「あれ~ミモロちゃん…」そう、実はすでにミモロとはお友達なのです。日本酒のお店でPRのお手伝い?
「これから、山鉾見て回るの~じゃ、またね~」とお別れして、まずは「鯉山」の町所へ。
大きな鯉と16世紀のベルギー産のタペストリーが有名です。
「ここは黒主山~。お詣りしていこ~」
大きく反り返った大伴黒主が山桜を仰ぐ姿です。
町歩きをしていると~「ミモロちゃん~」と呼ぶ声が。いつもブログを見てくださってる方。記念撮影もしました。
「会えてうれしい~」と一緒に・・・
さて、最後にどうしても訪れたかったのは「鷹山」です。
実は、まだここには山がありません。応仁の乱をはじめ、たびたび焼失。そのたびに再興されたのですが、文政9年(1826)巡行中に激しい風雨で懸装品を損傷し、町会所にて「居祭(いまつり)」という巡行せずにお留守番することに。さらにその後の大火で3体のご神体は無事だったものの、山本体を焼失し、近年は、「休み山」となっていたのです。
そこで「鷹山保存会」は、休み山になってから200年後の復興を目指し動き始めました。
昨年から町会所も復活し、ご神体の拝見やオリジナルグッズの販売が始まりました。
2022年の巡行復帰を目指し、保存会の方々やご町内の方々などがご奉仕しています。
「ミモロ、大船鉾の復活、ずっと見てたの~。ホント感激しちゃったよ~初めて巡行見たとき~。だからがんばってね~」と。「はい、がんばりますよ~楽しみにしててくださいね~」
本当に、巡行への復帰が楽しみな「鷹山」です。
「ここのおみくじかわいいんだ~。もうミモロ、昨年買ったもんね~」
ご神体にちなみ犬、鷹、粽の3種類。
「クマちゃんもいる~」
ここでミモロが興味を抱いたのは、食べられる粽です。
「厄除け粽もいいけど、こっちもいいね~」と食いしん坊のミモロ。
山鉾巡行を終え、今も、祭りの興奮が残る京の町です。
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