明石の地酒屋『鳴門』さんのカウンターで、女将とお客さんとして来ていたフレンチのシェフとの会話が聞こえてきました。
「このハマチの塩焼き、美味しいわ。何かひと手間かけてるの?」
「いいえ、特に何も。でもハマチはどう使うかが一番難しいですね」
この会話に感じるものがありました。
「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と名前が変わっていく出世魚です。
その中でも「ハマチ」が難しい。
「ハマチ」は、「刺身」や「塩焼き」のような直球以外には使いにくいそうです。
確かに「ブリ」になると「ブリしゃぶ」「ブリ大根」「照り焼き」… ありますね。
ともかく、いい脂の乗った「ハマチの塩焼き」は、しっとりとしていて超絶美味しかったです。
この「ハマチ」と一緒に、スダチも添え物の漬物もいい仕事をしてました。
阪神タイガースも「ハマチ」の使い方がポイントですね。
もう来シーズンの話ですけど…