M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

涼しげ

2021年06月11日 | グルメ

日中は暑くなってきましたね。
エアコンを使ってしまいました。

エアコンがなかった時代はどうしていたのでしょう。
アスファルトが無くて、今よりも自然が多かったにしろ、やはり夏は暑かったはず。

風鈴、打ち水、簾、浴衣、などなど
物理的に温度を下げるだけでなく、いろいろな工夫をして涼をとっていたのでしょうね。
現代人も見習うところがありそうです。

創業200年以上、明石の老舗和菓子屋『藤江屋分大』さんの夏の定番は「涼みとう風」
地元の呉服屋さんも料理屋さんも、夏は分大の「涼みとう風」と言ってました。

甘味控え目のこし餡を葛と寒天で流し固めた和菓子です。
こんな感じ。

冷凍されているので解凍していただきます。
個人的には半解凍くらいが好きです。
専用のヘラで切り分けていただきます。

冷たくて美味しい。
「涼みとう風」という名前だけでも涼しげですね。
これからの蒸し暑い夏に涼を感じる逸品です。

ガラスか水色系のお皿にしたら良かったです。
ムーミンじゃなかった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冷やし中華はじめました | トップ | IPA »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事