こんにちは、永々翁でございます。「十年一昔」と申しますとおり、十年も経つと時代は変わります。もちろん人も変わります。
酒場ではよくありがちな話で、名前を存知あげなくとも顔を見知っている方とは、ご挨拶をしたり世間話をしたりします。その方は同世代と見受けられる御仁でした。初めてお会いしてから一年くらい経ったころでしょうか。ある日、酒場のスタッフが(彼の奥様でもある)双方の話を聞き「二人は同級生だ」と名推理。果たして彼は小中学校のクラスメイトのP君でした。P君と拙生はお互い気づかず、一年も顔を合わせていたのです。人生を重ねた老顔から当時の面影を見出すことが難しく、判らなかったのは仕方ありません。しかしP君の奥様は卒業アルバムを見てすぐに判ったとのこと。女性の目には敵いません。
三十数年ぶりの再会は感動的なものではありませんでしたけれど、P君との酒場での交友はずっと続いております。
生ビールのない世界が始まりました。
昨日、最後の生ビールを飲みました。
生ビールがないと…
「餃子」どうするの?
「焼肉」どうするの?
「ピザ」どうするの?
「焼き鳥」どうするの?
「コロッケ」どうするの?
こうなったら、緊急事態宣言中に「生ビール」に一番合う食べ物を考えて、
解除されたらすぐに飲んでやる。
待ってろ!生ビール!!
兵庫県に緊急事態宣言が発出され、明日から飲食店で酒類を提供することができなくなります。
たいへんです!
生ビールサーバーの樽が残ってしまいます。
提供できないなら廃棄するしかありません。
酒を捨てるなんて…
もうあと一日しかありませんが、いつもお世話になっている飲食店に協力しないと。
ひとりで馴染みの居酒屋、バーに行き、無言で「生ビール」をグイッと飲み干して帰る。
「樽空けたる隊」に入隊します。
しばらく飲めない生ビール、飲み納めです。
感染と飲みすぎに注意しましょう。
健康診断を受診しました。
歳も歳やし、健康診断はやっぱり定期的に受けないとだめですね。
血液検査があるので、朝食は抜き。
健康診断は11時から…。
お腹減ったぁ。
もう「お昼に何を食べるか」しか考えていないです。
以前から興味があったけど行けていなかった『麺屋 貝原』さんが、検診センターの近くにあります。
健康診断が終わったのがお昼過ぎ。
混んでるかと思いましたが、タイミングよく待たずに入店。ラッキー!
「貝しおそば」です。
おぉ、美しい!
まずはスープから。
貝出汁が効いていますね。
強烈なパンチではなく、すっと身体に入ってくる感じ。
具は柔らかいチャーシュー、あさり、きのこ、つくね、ねぎ、そしてトマト。
麺は噛み応えがあり、しっかりモチモチしています。
あー、美味しかった。
最後の一滴までいただきました。
ごちそうさまでした。
さぁ、買い物して帰ろ。
今日から明石市も「まん延防止重点措置」の対象地域になり、飲食店の営業が20時までに制限されます。
また兵庫県に「緊急事態宣言」が発令される見込みです。
厳しい状況ですね。
協力してがんばりましょう。
いつもお世話になっている『残業や』さんも今日から休業です。
先日、来店されたお客さんに対して、笑顔で「お帰り!」といつもの挨拶する女将。
なんと8年ぶりだそうです。
いろんな人たちが出入りする居酒屋さん。
その人をちゃんと覚えている女将がスゴいですね。
休業明けでも、覚えててくれそうです。
安心感がありますね。