里山確実に秋深まる
10月4日(土)、5日(日)の両日、北海道医療大学里山(札幌近郊の当別町)の笹刈りに出向きました。笹を根元から切り取り、自然回復の様子を探るという実験の手助け(イベント)という行事に参加したのです。
昨年から参加したのですが、笹の進入を抑えるという珍しい試みなのです。今年はラビ妻が行けない事情が生じ、我が家からはカムイラビットが出向きました。
ただ無心に笹刈りをしていてはせっかくの時間がもったいなく、深く自然に浸る楽しみを頭に入れながらの作業です。自然とのかかわりが得られる事が何とも言えない心地よさなのです。
今年は皆の笹刈りの場から少し離れ、新しい場所の開削です。この場所を勝手に名を付けて見ました。その名は「ラビの園」にしようかな、「ラビの原」が良いかななどと勝手に考えながらの帰路でした。
カメラはもちろん持参していますので、周りの秋の深まりもキャッチして来ました。
ブドウの葉が見事に赤く染まり、確実に秋がやって来た事を知る事が出来ます。我が家の周りの街路樹のナナカマドも一部の木の葉も真っ赤に色付いています。ナナカマドの実ももうすでに真っ赤です。山ばかりでなく、平地にも秋は深まっています。
近所の人とのあいさつも「寒くなりましたね」と言葉を交わすようになりました。朝夕は気温が下がって肌寒いほどです。秋用の服に取り換えての生活です。
再び里山の話になりますが、ブドウの葉が色づいているばかりでなく、実を付ける草花、木の実も見事に実って目立っています。カメラに切り取って見ると木の実の写真ももなかなか魅力的です。
この頃の里山の道沿いは、何気なく急ぎ足で通り過ぎると花が目立つわけでもなく、景色の変化の無い変哲もないのですが、周りに気を配りながら散策路を歩くと珍しい発見がある物なのです。足元にはドングリの実が落ちていて、ドングリの実りの年の様です。他に目立つのは紫色のブシ(トリカブト)の花です。それらも急いで実を結実させています。
何点かの写真を撮って来ましたのでお見せします。