「わずかなホタルの光に 歓声」
26日、我が別荘(?)に出向いたら、いつもお世話になっている畑のSさんが「ホタル見においでよ」と言います。そういえば7月はホタルが出る季節であることをまったく忘れていたのでした。
札幌のモエレ沼公園近く(東区中沼)の小さな流れにホタルは住んでいるのですが、その場所が私の別荘のあるところの近くにあたります。今の季節では「ホタルの飛来あり」の旗が立てられており、また、極楽塩の看板が目印となります。極楽塩の看板から道を小川沿いに曲がるのです。
見に行くのは勿論夜です。今日は夜8時にこの地に行きました。周りはもう真っ暗です。
頭の中で描くホタルのひかりは、数多くのホタルの舞う様子を描きますが、この近代化の波にのまれる時ですからそうはいきません。ポツリ・ポツリと光るホタルを見つけるのがようやくです。
今夜は風が強かったせいでホタルが飛んで舞うほどではありませんでした。それでも40数匹近くの光る個体をみつけました。札幌という都市の中にあってホタルを見るなどというのは珍しい事(場所)です。
お盆近くまでホタルは飛ぶということでした。
若いカップルが西区から見に来ていましたが、ついつい「この場所は朝鳥の声で素晴らしいから朝にこの地に来てみてください」と話したほどでした。いつもぶろぐで紹介している鳥の声の聴けるところとは、ホタルの出る場所とほぼ一緒です。
先ほど紹介したSさんが、ホタルを水槽で育成し小川に放す事を繰り返して来たことが現在のホタルの生息地になったのです。400メートルほどの距離に点在してホタルは住んでいるのです。
NHKの報道ニュースに近々紹介されるとの事です。
なる