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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

千本ナラ 石狩市浜益 送毛 

2016-09-16 22:43:07 | 樹木

「送毛(おくりげ)の千本ナラ」

浜益(はまます)に出向いた際、送毛に生えているナラの大木の話になりました。

せっかく来たのだから是非行ってみようという事になりました。

カムイラビットは、もう何年も前に行ったことがあったのですが、どのような様子であったのかほぼ忘れていました。

大木がどのように繁っているのかさえ忘れてしまっていたのです。

ナラの木が千本はなかったように思い、ナラの大木が7本くらいあったように記憶し思い出していたのです。

同乗者5人とも的確な様子を言える人は居ませんでした。中で一番近い説明をしたのは私でした。

看板の「千本ナラ」の様に、千本ものナラの林があるはずはないと思い返していました。

行く道は半分が砂利道で大型バスでは行けそうはありません。

現地に着いて見ると、そうそう「ナラの大木が4本」あったことを思い出したのです。

この山(地)の御神木としているらしく、しめ縄を回し、祈りの言葉を書いたヘラが置かれていました。お賽銭箱も置かれ何人かはお賽銭を上げお祈りをするのです。

人は自然に対し畏敬の念を抱くものです。

後に分かったことですが、千本ナラとは枝が四方に伸ばし、千本の手を持つナラの木、すなわち千本ナラと言われているのでした。

魅力的な光景で、なかなか行けないところですので、10月10日に行うアイヌ語地名研究会の「アイヌ語地名探訪」の見学地として決定しました。多くの会員に喜ばれることでしょう。

御神木のご加護を得る。