「デンデンムシ虫カタツムリ」
先日アウトドアの専門家のKさんから電話があり、「お嬢さんの音楽の先生の息子さんの音楽会があり、つきましては是非聞きに行ってほしい」との事でした。
「通常は3000円ですが、1000円なのですけど」どうでしょうかとのことでした。
電話の先の人はキャンプに誘っていただいたり、カヌーに乗せていただいたり、山登りに誘っていただいたりと親しくして戴いている方で、二つ返事で音楽会に行くことにしました。
電話のついでに近況も話され、「デンデンムシを趣味に飼育している」とのことでした。
いろいろとカタツムリの名前を言っていましたが、「いろいろなカタツムリを飼われている」という感想で、本心は「けったいな趣味に走ったものだ」と思うことしばしでした。
デンデンムシは全て野から集めたものと云います。
卵からかえったデンデンムシを数限りなく飼育してもいるそうなのです。
この話がラビ妻の脳裏に焼き付いていて、そうした中で今回の北海道医療大学里山でのカタツムリとの出会いです。
里山でラビ妻が見つけ、深々と観察しています。当然Kさん夫妻の事が話に上がり、カムイラビットも何枚ものデンデンムシの写真を撮ったのでした。
見れば見るほどおかしな姿なのです。
あの日の後は、ラビ妻の歌声が聞こえます。「デンデンムシ虫カタツムリ」の唄です。あの「角だせ頭出せの唄」です。よほど印象深かったものと見えて、今日も歌っていました。
植物を観察していると思いもかけぬ他の物との出会いもあるのです。