「キャベツの花にアカタテハ、木々は冬に備えハラハラ葉を落とす」
久々にわが別荘(?)に行きました。
今年のこの季節、雨がしとしと降って、何日も別荘のある菜園に出向く気持ちにはなれないでいたのです。
久しに11月3日(文化の日・土)、4日と秋晴れになり、北大のイチョウ並木は黄葉が見事であろうと思うのです。
そう思いながらも、自分の体調を考えて身近な自然の堪能と菜園に行くことにしたのです。
菜園に出向くと、あら珍しい事に「キャベツの花」が今盛と咲いていました。秋晴れの中のまっ黄色いキャベツの花は目を引きます。
キャベツの花は冬越しの2年目に花を咲かせるので、一般の人には、なかなか見る機会がありません。それだけに嬉しい花との出会いでした。
まわりは、草木は枯れて色目の無い風景の中に黄色のキャベツの花は目立ちます。
キャベツは寒さに強く、花は盛りで、秋の最期の蜜を頂こうとアカタテハ(チョウ)が来ていました。
他の蝶たちは、寒さに対応できず、すでに姿を見ることは出来ませんが、一部のタテハチョウ類は寒さに強いのです。
ジャノメチョウなどは、生体のまま隠れ住んで冬越しをし春一番に姿を見せるのですが、アカタテハも寒さに強いらしく姿を見せたのです。
このチョウの姿を、他の花も何もない中の11月初旬に見たのは初めてでした。