『「カカオ」「チョコレート」のことについて知っていますか?』
チョコレートはカカオ豆を粉にしたものに、バターや糖分を加えて作ります。
カカオはどの様な国で生産され、どのような物(実をならすの)か、多くの人は知らないできています。
札幌の銘菓(チョコレート)で知られる「ROYCE(ロイズ)」が、新天地開発の今年、カカオの生産状況をパンフレットにして配布しています。
このパンフで、多くの方がカカオとはどんなものか理解されだしています。
カカオはラクビ―ボール状の実を木の幹などに付け、その実の中にある豆を生産するのです。
カカオの生育地は、本来熱帯雨林(Af)気候の風の少ない地域に多いのです。風が強ければラクビ―ボール状の実が木の幹にぶつかりカカオ豆に傷がつくからでした。
したがって、カカオの生産と言えば、アフリカのギニア湾岸ぞいのガーナ、コートジボアールなどの国に限られていました。
近年では、カカオの需要が高まり他の国でも生産されるようになってきています。
先ほど上げたロイズでは独自の手で新天地のコロンビアでのカカオ生産を成功させたのでした。
〇 主な国のカカオ生産(2016年)
コートジボアール 147万2313t
ガーナ 85万8720
インドネシア 65万6817
カメルーン 29万1512
ナイジェリア 23万0521
ブラジル 21万3843
エクアドル 17万7551
ペルー 10万7922
ドミニカ共和国 8万1246
コロンビア 5万6163