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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌の地名の多くは アイヌ語地名

2019-10-05 17:35:22 | 草花

「札幌の地名の多くは アイヌ語地名」

札幌の地名の多くは、アイヌ語地名に当て字したものであって、意訳された物は全くないと言ってよいでしょう。

市内の重要な地名はの全部がアイヌ語であるという事が、ひとつの特徴と言ってよいのです。

ほとんどの地名が川に付けられたものが由来しています。

今に残る地名で、片仮名で残っているのはペケレットやモエレ沼ぐらいで、ほとんどないと言ってよいでしょう。

 

※ 札幌はアイヌの時代には鹿を追う狩猟の場であったようです。地名から想像すると、

 〇円山動物園の近くを流れる川が、ヨーコウシ(いつも待ち伏せするところ)は、毒矢を持って鹿を待ち伏せするところでした。

 〇山鼻地区はアイヌ語でユク・ニクリ(鹿の・林)と言われていて、鹿の集まる林の事でした。

 〇雁来(かりき)ユク・ミンタル(鹿の遊び場)と元は言われていて、鹿の発情時期に泥浴びし遊ぶところでした。

 〇小別沢(西区)、クォ・ペッ(仕掛け弓を仕掛ける沢)鹿が多く来ていたので、罠を仕掛けて狩猟したところでした。

 

札幌のアイヌ語地名

 札幌   さっぽろ    サッポロ・ぺッ

 豊平   とよひら    トイ・ヒラ

 月寒   つきさむ    チキサプ

 望月寒  もつきさむ   モチキサブ

 平岸   ひらぎし    ビラケシ

 真駒内  まこまない   マク・オマ・ナイ

 琴似   ことに     サ・クシ・コト二  コッネイ

 発寒   はっさむ    ハチャム

 手稲   ていね     テイネイ

 苗穂   なえぼ     ナイポ

 烈々布  れつれっぷ

 藻岩   もいわ     もとインカルシベと言った。  モイワ

 盤渓   ばんけい    パンケ

 簾舞   みすまい    ニセイオマップ

 茨戸   ばらと     パラト

 伏籠   ふしこ     フシコ・ペツ フシコサッポロ  

 厚別   あつべつ    アシリペツ

 釜谷臼  かまやうす   カマヤウシ 

 小別沢  こべつざわ    クォ・ぺツ

 発垂別  はったりべつ   ハッタル・ペッ

調べ行くとまだまだあります。地名の調べも楽しみになります。