「今年はサンマが不漁だという」
今年は「サンマが不漁」のニュースが流れると、店のサンマが急騰します。
サンマは庶民の魚(庶民の味方)と思っていましたら、一匹が100円、150円と値が付けられると手が出なくなります。
サンマに変わって値段が安いのはイワシですが、私にはサンマはサンマであり、イワシとは比べるにはいきません。
「青魚は健康に良いですよ」といわれ、最も身近な青魚がサンマなのです。
一年前、サンマ缶詰めは100円ほどで買えましたが、サンマ高騰のニュースが流れるといつの間にか一缶130円、150円となってしまいました。
むかしはコンロで焼くサンマのにおいが、流れて来てもう夕飯の時刻なのだと感じたものでした。コンロの火を起こす団扇のぱたぱたという音も秋の風物詩でもありました。
戦時中でもあり食料不足のこともあって頭から骨、内臓まで食べたものでした。
今では頭まで食べる話はなくなりましてが、本州の方では内臓まで食べるとのテレビの画面を見て、サンマの手に入らない時ははらわたまで食べるのだなあとみていました。
東京目黒ではサンマを無料で食べてもらうサンマ祭りがあるそうで、今ではおうばん振る舞いだなあと思ったりしています。
根室でもサンマ祭りがあって、いくら食べても一定料金だとかその思いっきりの良さに感心します。
目黒も根室も遠すぎていけませんがね。