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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

襟裳岬先端のお花畑 10の花たち 「10花選」

2021-03-05 14:55:26 | 草花

「襟裳岬の10花 10花選」

観光客は忙しい。観光客が襟裳岬で見るのは先端の巌とその先の小島と海。北海道の多くの地を巡ぐろうとそそくさとただ風景を堪能し、そして去って行きます。

その襟裳岬の海に突き出る岩たちは見事で見応えがあります。岬は人の心をとらえていつまでもその人の心に焼き付いていることでしょう。

荒波にもまれた魚たちは身が鍛えられその美味しさはまた格別です。街中の食堂にて頂くのも襟裳岬の楽しみ方です。

カムイラビットは襟裳岬のすべてに魅了され、「襟裳岬は最高ですよ」と、いつも皆に紹介しています。

身近に出会う人の多くは「襟裳岬には行ったことがない」と言いますが、幾度か「行って見てください」とお勧めしています。いつしか襟裳岬の大ファンになるのは間違いありません。

私の大学時代の卒業巡検(専攻は地理学科でしたので)は南紀一周の研修でした。これに出なければ卒業できません。その時の私のテーマは「南紀の岬端地の特色と生活」でした。

襟裳岬も岬端地(こうたんち)の地であり、そこにはそこに見られる生活があるのです。

岬はいつも離れたところにある土地であるだけに岬端地は魅力があります。襟裳岬は岬端地であるだけあって、これからも多くの人に興味を持たれ訪れる人も多くなるでしょう。

家なしの自動車内で生活している人が、襟裳岬が最高などという人と話したことがありますが、北海道でも襟裳岬は最高の自然が満ちているのでしょうね。

その襟裳岬の駐車場の隣り合わせのお花畑は、観光客の大半は関心がない物の、高山植物の宝庫の地です。多くの人が関心がない事はありがたい事です。このお花畑が踏み荒らされなくているのはうれしいのです。

お花を挙げればいろいろありまりますが、あえて10の花を選び 「襟裳岬10花」として指定しました。

私のえこひいきで選定しましたのでお許しください。

 ① ハマナス     風が強いので矮性の背丈です。風にさらされながら咲く数少ない赤い花や赤い実に魅力があります。

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 ② ツリガネニンジン 紫の花を咲かせ、背を高くして何輪も咲かせます。群生している窪地は元気の良い花を咲かせています。

            ツリガネニンジンは下に花を下げて咲くのに、中には上に向かって開いているのもあり、これを見つけて驚きの発見と

            いう人も出ています。

            

            岬で、真っ白な花を咲かせるツリガネニンジンの撮影することもできました。

            

 ③ チシマセンブリ  岬のチシマセンブリはいろいろの大きさですが、強風のためかマッチ棒のような小型のものさえあります。百人浜の湿

            地には沢山の花を付けていますが岬の花畑では違います。

             

            小さな花を接写すると見事な写真が出来上がります。

 ④ カワラナデシコ  ツリガネニンジンのブルーの花と対象にピンク色のカワラナデシコの花が目立ちます。

 ⑤ ネジバナ     お花畑を花を追って撮影しているとピンク色の花を咲かせるネジバナを見つけることが出来ます。一本見つけると次々に

            この花を見つけることができます。都会ではなかなかみる事ができないのに岬にはいくつも見つかります。

 ⑥ ヒメイズィ    ラン科の小型の花 まわりをよく観察しないと見つかりません。

 ⑦ ミヤマアズマギク この花の咲く季節はお花畑一面に咲いて見事です。

 ⑧ セリ科の白い花たち  大きく育ち、お花畑の花に似つかわしくないが、白い花を付け自分を誇示しています。

            エゾニュー、シシウドなど。    

 ⑨ エゾエンゴサク お花畑にはこの花は見つからないのですが、灯台を巡る散策路の脇に時季違いの季節に咲いています。

           風が強いために枯草の中に咲いています。

 ⑩ マツモリソウ  紫色系の花を付ける 園芸のマツモリソウと瓜二つ。

 

 


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