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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ミヨウガの妙 9月に入り花が咲く

2020-09-03 15:57:06 | 

「ミョウガの話」

我が家では、何故かミョウガの薬味の味が好きなのです。

わが別荘には家を閉じて施設に入ったS氏から譲り受けたミョウガが一塊植えてあります。

毎年9月になるとこのミョウガの根元に花が咲き、花の根元のふくらみの部分を薬味として食するのです。

根元にありますので、土を除く作業が面倒です。洗っている内に白い花は水に溶けてしまいそうです。

植えてから何年も経ちますので、一家族で食べるのには十分です。

花は白色で、根元の目立たぬところにあるので見落とすことがあります。今日二つほど収穫しました。これから次々に花が咲きます(ミョウガが取れます)。

味噌を付けて食べるのもおつなものです。酢漬けをしたり、ソバの薬味として千切りにして使用します。

旅の思い出としては、石川県の輪島市の朝市の一の店で売っていましたので、旅の邪魔になるのを覚悟で思いの外沢山買い求めたことがあります。もう随分前なので何月だったかも忘れてしまいました。

ミョウガの産地と言えば高知県が良く知られていますが、ある年の4月25日に高知県を通った際には、ミョウガの茎を売っていましたので、珍しいし格安で量があり、好みの食べ物でしたのでさっそく買い求めました。

高知県では4月にミョウガが取れるのに、北海道では9月にならないと地物が出ないのです。

堀田清の藥草帖にも取り上げられています。


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