早春の恵み コゴミをいただく
今年は例年より早めに山菜の宝庫(ここはコゴミとヨモギのみ)に27日(日)出向いて見ました。昨年見付けたカムイラビットのとって置きのコゴミの生育地です。札幌の郊外(ここは札幌市内ですが)にあって、「これほどの数のコゴミの群落地があるなんて」と思うほどです。
いつもは三川方面(夕張方面)の格安に販売されている花の苗の仕入れに出向いた帰り道、防風林地に入り込み、コゴミを採って来たのでしたが、近年はその苦労はなくなりました。苗の仕入れの帰り道の防風林地ではコゴミばかりだけでなく、ミツバ、セリ、シャク、ボウナ(ヨブスマソウ)などが採れたのですが、札幌郊外ではコゴミのみになります。
何事も早ければ良いというものではない
今回は、山菜の季節にはまだ早いと見えて、何個かのコゴミを見付けましたが、何事も早ければ良いというものでないことが良く分かりました。こんもり芽を出していたものを手に取って見ますと、大半が霜(寒さのために)におかされてべとついているのです。早く芽をだして葉を広げようとしたのが仇になったのです。
写真をよく見ていただくと分かりますが、見た目には実に立派なコゴミの芽の盛り上がりですが、外回りは寒さにあたり、霜にあたり食べられません。写真でもその様子がお分りになるでしょう。
コゴミは癖もなく、多くの人が山菜として知っていて近所の人も「食べません」と断られる事はありません。フキノトウは食べないとか、ワラビは食べないという人が居るのですがね。
コゴミの一番おいしい食べ方は酢味噌和えということでしょうか。カムイラビットの好きな山菜の一つです。また、小型のコゴミに衣を付けテンプラ揚げにすると癖もなく、高級な料理となり重宝出来ます、これもおいしいのです。
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