カムイラビットの
「北海道の山草木散策(2)」
「スベリヒユ」 食べてみますか?
スベリヒユの草の名をご存知ですか? 秋の畑の雑草の主役となっているほどにはびこっています。
目立つ花を咲かせるでもなく、有用でもないこともあって、多くの人にスベリヒユの名は知られていないと思います。
私でさえ名を忘れないように草を取りながら繰り返し名を言いながら除草しています。
花壇に時おり植えられている「花スベリヒユ」と種はおなじで、肉厚の葉がそういえば同じなので理解が進みます。
ハナスベリヒユは「ツメクサ」と言っていたと記憶しています。土に刺して根がつくので昔から関心がありました。いろいろな花色を咲かせるので皆から好まれていますが、正式な名は「ハナスベリヒユ」です。
畑の草(雑草)、そのスベリヒユが野菜市の棚にならべられ、確かに食べれると分かったのは昨年の夏でした。以前から戦時中に食べたとの話は聞いてはいたのですが、今年こそは食べてみることにしたのです。
食べ方はいろいろあるようですが、ラビ妻が試みに「酢和え」にしました。・・・・ なかなかいける(美味しい)ではないですか・・・。
そこで、ラビ妻がボランテア先の友達に、「食べる人は居ますか?」とスベリヒユを持って行ってさそいをかけたところ、
明らかに返事が2分されました。「たべたことがないので、食べません」「本当に食べれるの? と疑問符をもって、食べない」という方と、「珍しいから料理をしてみるわ」
と二つです。我が家であれば、人の話を聞いてすぐ実行する派の挑戦型です。
「あの人は私の家と同じだねえ」と感想がもれます。
何度も食べて健康に害があってはならないので、スベリヒユの他の作り方はこれからになります。
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