雪は降る降る天から舞い降りる 「雪ん子」ちゃんの里はどこかいな!
冬の季節の素敵な飾りに「雪ん子」ちゃんがあります。この人形に興味を持つたので「雪ん子」の故郷を探しまわりました。まろやかな可愛らしい「雪国生まれ」の姿が人の心を掴んで居ます。
苦労して探すこと幾年月(?)、ようやく「雪ん子」ちゃんの故郷を見付けました。思いもつかない場所がその生まれでした。
「ニングルの森」という言葉を聞いた事がおありでしょうか。かつてカムイラビットが赤平(市)に住んでいた時に、倉本聰さんの書き下ろし演劇の発表があり、富良野まで開幕の日に見に出向いた事があります。雪の降っていた季節です。
ニングルが住む森の物語、想定では「コロポックル」を思い出させる物語です。小柄な女の子が主役でした。ニングルも小人の想定です。
テレビ放送局もこの劇を取り上げるべく来ておりました。入場の時からカメラが回っていました。ニングルの森は好評で拍手喝さいで幕は降りました。多くの劇団員が見事に芸をこなし、素晴らしい演劇でした。
カムイラビット夫婦はテレビに映らない様に控え目に避けながら会場を出たのですが、何ということでしょう、こうゆう時に限ってテレビ局の人からインタビューを受けてしまったのです。内容に感激したばかりでなく、劇団員の見事な動きに感動し、少し感傷気味になっておりました。その時のインタビューでした。
後日、友人から「テレビに長い事映っていましたね」と言われ、やれやれ嫌がっていた事が、全道に流れてしまったのだと思いました。
この「ニングルの森」は後日札幌でも公演され、長い間上演されていました。ニングルは倉本聰さんによって名付けられた名前のように思っています。
そして数年経って、倉本さんの発案による富良野のプリンスホテル前にニングルテラスが造られました。森の中に小型のログハウスがいくつも造られ、各建物では創作された工作物を個性的な形で販売しています。店番は若者ばかりです。
はじめの話に戻りますが、素敵な飾り人形「雪ん子」ちゃんは、このニングルテラスの一つのお店で生まれた(作られた)ものなのでした。
何度も富良野に出向いてこのお店にも立ち寄っていたのですが、その時は目にも付かず通り過ぎていました。
そして、カムイラビットの住む「ロイズ(ROYSE)」の本店(札幌市東区)に「雪ん子」が出現、可愛らしさにその生まれを探し当てたのが「ニングルテラス」のあるお店であったのです。
長い事ロイズの本店のウインドウを飾って、季節に合わせて動きや形を変えて飾られておりました。しかし店の方で長い事同じような物を飾っておれず、マンネリ感がぬぐいきれないと、今では雪ん子は展示されなくなりました。
我が家でも「雪ん子」が気に入り、雪ん子を何体か飾っています。知人のお店の「花の器」さんにも紹介し、お店の飾りともなりました。
ラビ妻のボランティア先の飾り棚の飾りにも使われました。一か月毎に飾りを変えるシステムなので今では雪ん子は我が家に住んで居ます。
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