雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

野生の雉(きじ) 初鳴き6日(7月)

2014-07-07 16:07:12 | 

雉の初鳴き 7月6日

この頃、我が別荘(?)に行く度に、雉の声が聞こえてこなく、「どうしたのかな、今年は何かの異変でこの地から別な地に雉が移動してしまったのかな」どと気にしておりました。毎年鳴き声があるのに今年は異変な年なのかも知れないと思ったりしていました。

オス雉は別荘の道路をはさんで、小高い砂利山に陣取り、例年ならば「こちらの動きを監視しているのに」とさみしい事だと心の中で反復しておりました。

そして、7月6日は札幌ビール園で、「ビール園祭り」が行われる日でした。友人のKENPUさんと会う事にしておりましたので、別荘のカボチャ畑の見まわりは早朝にする事になりました。お祭りが好きなカムイラビットは気持ちの合うKさんとの会合は毎年の楽しみとなっています。ビールを飲む祭りですので、妻たち抜きの朝一番から最終の4時半までビールを飲みまくり(?)ます。

そして、この朝キジの鳴き声を今年始めて聞いたのです。独特の縄張りを主張するケーン・ケーンというカン高い鳴き声、まだ近くまでやってきていませんが、広々とした平坦な地に響きます。もうそろそろ雉の産卵の季節に入る様なのです。

8月には大きな子供たちを連れたメスの雉の姿を見ますから、これからがこの別荘のまわりの雉の縄張り主張の声の季節となったのです。これから頻繁に雉の声が聞かれるのかと思うと何かしら楽しみの別荘行きとなるのです。

今年は、また雉の姿を見ていません。以前にカメラに納めた事が有りますが写真の所在が今の所見つかりません。


深山花忍(ミヤマハナシノブ) 清楚な姿、魅惑的

2014-07-05 21:10:24 | 山野草

その花の名は「ミヤマハナシノブ」

「ハナシノブ」なんて、人を悩ませる名ですね。恋心をくすぐる「忍」の名が花にもつけられてあるんですね。

深山に咲く花として知られる「ミヤマハナシノブ」、めったにお目にかかる事はありません。名前のように花は目立たない控え目な色姿をしています。ハナシノブに会うために苦労してようやく撮影できたという人がいますので、このたび案内を受けてミヤマハナシノブに出合えたのは幸運の何物でもありません。案内して戴いたH先生に感謝しています。何せ出会えるはずもない花に出合えたのですから・・・。

花姿から名前が付けられたもののように思われますが、本当の名前の由来は、「シダ類の一種の「シノブ」と似た葉を有している事から名が付いた」とか、言います。

えりも町の百人浜の山手側沢沿いを深く入り込み「クリンソウの群落」の撮影に6月8日(平成26年)朝出向いた折、サクラソウの驚くほどの群落に驚きながらも、更に奥の横の沢に入ると何株ものミヤマハナシノブが満開に咲いていたのです。

咲いている姿の一部を切り取って見ますと「ハナシノブの名」にぴったりの花姿です。

花の咲いている姿の一部を切り取ると(撮影すると)ハナシノブの名そのものの姿でした。      後で思うと、丹念にハナシノブその姿を角度を変え、光りの工面をし、ミクロでも、カメラを変えてでも撮影してくれば良かったのではないかと当日の撮影状況を思い返しております。まだもう一台のカメラには何枚かの写真が有るのですが、パソコンの容量が一杯となりパソコンに呼び込めないでいます。

また、接写用にとカメラを新調したものの、沢の中に入るので荷物(重荷)になる事を考えて持って行かなかった事を今残念なことをしたと思い返しております。

ついでにH先生が書かかれている文の一部をそのまま引用してみます。ハナシノブの仲間には、山地のやや湿った岩地にはエゾハナシノブ、礼文島の草原に生える樺太ハナシノブ、道東の湿原にはクシロハナシノブ、そしてミヤマハナシノブがあるとしています。                                                                      

H先生は幌加内町の三頭山で9月28日に撮影した様子を冊子に紹介していますが、今回はえりもの町で6月8日に満開でしたので、場所により開花時期が大きく変るのです。

ミヤマハナシノブを無意識にワァー咲いているとシャッターを切ってしまいました。こんなにびっしり咲いていたのではハナシノブの名も台無しです。一部を切り取り写真にした方がこの花らしくなります。花意外に葉を見るとシダの葉のような葉を付けています。これがハナシノブの名の起源と言います。

 


アポイ岳の お花たち

2014-07-04 22:20:01 | 山野草

お花たちに会いたくて「アポイ岳登山」

アポイ岳のお花たちに合いたくて6月7日に単独登山しました。例年、この季節はお花が咲き乱れていると言いますので期待していたのですが、今年は乾燥がひどかったらしく、咲き乱れているとまでは行きませんでした。

 

3合目ぐらいでしょうかホウノキが大きく成長し、下から眺めるとなかなかの美しさです。

それでもアポイ岳ではいくつかのお花を撮影する事が出来ましたのでお見せします。

個体数は多くなかった物の花の種類では多く撮影できたのでした。

  

ツツジは山の斜面にところどころに見られます

  

チングルマはもうすでに花は終わり実が目立ちました。風が強く写真画面がぶれて載せられません。

   

  

アポイ岳でないとこれ程の花は一度に見られなかったかも知れないと思いました。

    

アポイアズマキク アポイ岳には特殊の植物が生える

この花は山の登り口あたりに見られます。

花の名前はのちほど調べてから書きくわえます。


人迷惑な カラス

2014-07-03 09:46:10 | 

カラスに襲われ腕を折った御婦人がいる

カラスがいつもの「カア・カア」と鳴く普通の声で鳴かなくなった。このごろはきつい声で鳴くのですが、これは巣づくりが始まり、雛を育て出したからなのでしょう。巣づくりが始まるとカラスは人を襲うようになったりして、迷惑を被ることがあります。

昨年は近くの家の大きな木の上にカラスが巣つくりし、道路を通る人や道路工事の人(襲われない様に傘をさして測量する人も)、畑で作業している人までも襲い迷惑がられました。昨年は多くの人が襲われました。私もやられ電柱の上にいるカラスが気になりました。

人の話しよれば「カラスは同じ所に巣を作らない」といいます。半信半疑で聞き流していたのですが、今年は昨年とは別な所に巣の場所を変えたらしく、近所の人はカラスに襲われなくなりました。やれやれ今年は安泰です。

いつも近くの「チューリップ公園の花壇」(同じ地区の公園)の世話をラビ妻としているのですが、その公園に白樺の木が大木に生長していて、昨年はカラスも飛来しやすかったらしく、花壇の世話をしていてもカラスにいつ襲われる気かして、油断できない有様でした。今年はバッサリと白樺は枝が払われて、カラスも上にやって来なくなりました。気持ちの良い花壇の世話の時間となっています。

今年はカラスの巣づくりの場所が動いたらしく、別な通りの林の上に巣作ったようです。この場所は白石区(札幌市)から通い作をしている94歳になられるというSさんの土地で、広い土地を所有し半分を畑に、半分は林にしています。今年はこの林の大木の上にカラスは巣を作ったらしいのです。長年経ち大きな木になっています。

カムイラビットの家の裏通りの家の方ですが、奥さんが朝ゴミ捨てにいったところ、カラスに襲われたそうで、その時以来奥さんはおそろしいとゴミ捨てに行かなくなったそうです。やむなく御主人がゴミ捨てに出るはめになったと言います。それでもカラスは威嚇し襲ってくると話しておりました。

そこまでなら、話だけで住むのですが、近くの別なKさん家に用事があって行くと、何かの拍子にカラスの話になり、Kさんの家の向いの家の人がカラスに襲われ、恐ろしいとあわてて転んでしまいその拍子に腕を折ったというのです。齢をとられていたので少しの転倒で腕が折れたのらしいのです。「今でもその人は腕はれているんですよ」といいます。

腕を折るという話になれば、カラスもほおっておく分けにもならなくなります。その後、区役所にカラス駆除願を出したかどうかは聞いていませんが、カラスの巣作りの迷惑さは襲われてみないと分かりません。先日知り合ったスウェーデンヒルズに住む人は「カ―コちゃん、カ―コちゃんなどと優しく声をかけたら絶対襲ってはきませんよ。」と話していました。この話を思いだしながらカラスの顔を見ると黒い身体の中に目が黒々と光っているとどうも優しい声も出せなくなります。

カラスは損をする鳥ですよね。