雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌稲雲坂のコスモスの種子摘み 来年に備える

2014-10-11 21:32:51 | 草花

「稲雲坂のコスモスロード」 コスモスの種子摘み

 

コスモスの花も最早終りです

コスモスは漢字で「秋桜」と書きます。秋に色添えをしてくれるそのコスモスの花も10月8日頃には種が多くなり終りになります。

通学する稲雲高校生に活力をという思いから始められたコスモスロードでしたが、地域の住民からも綺麗ですねと大変喜ばれているのです。

コスモスロードの所から上に真っ赤に染まった蔦が見事です、壁面の上に札幌稲雲高校があります

誰もが畑を起こし、種を蒔かないと夏の終わりに花が咲かない事は知っています。しかし、種子を取り次の年に備える事は花族会議の中までもよういに行わず、またしようとしません。

我がカムイラビット夫婦は毎年稲雲坂コスモスロードに出向きコスモスの種子摘みを行っています。今年はラビ妻が行けず、カムイラビットだけの種摘みとなりました。我が家からは片道約40分かかりますので、種摘みに行く日は一日がかりとなります。

この日は私が担任していた生徒(この連中も68才になっていますが)のクラス会が夜に札幌第一ホテルであり、種摘みの時間に制限がありました。

今年はコスモスの種も実入りが良くて種の量も思いの他多く摘む事が出来ました。種を取ってきてからの整理に何日かかかりますので種取りも手間暇がかかるのです。

このカムイラビット夫婦の種摘みの種がないと、来年必要とする種は4・5万円になると思われます。

稲雲坂は札幌稲雲高校の通学路の坂で、「花族会議」で、何とはなしにその名で呼んでいたことから「稲雲坂コスモスロード」と呼ばれる様になっています。

今年の種摘みは3時間半にあまりしたが、後半になって私の車を見付けて花族会議の仲間の川村さんが来られ、話に花を咲かせながら種摘みをしたのでした。今年も秋の蕎麦の会(家族会議の新ソバを食べる会)が11月中旬にあるのでと誘われました。大変嬉しい事です。

 

札幌稲雲高校の壁面の蔦

コスモスの種摘みの時期には別に稲雲高校の通学路の蔦が赤く色づいて見応えがあります。コスモスが終りを告げれば札幌稲雲高校(手稲区)の赤く染まった蔦を見に来られるのも良いと思います。

今はコスモスの花の季節が終わっていますので、稲雲高校の壁面の蔦の紅葉の様子を見ていただこうと写真で紹介します。

 

見応えがあるでしょう。この季節是非見にお出かけ下さい。

 


秋の七草 お好きな服は

2014-10-10 19:56:41 | 草花

秋の七草

「春の七草」と言えば「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」などとすらすら云える人が多いのですが、さて「秋の七草」とは? と聞かれると、その名をあげられる人はなかなかいないのではないです。

今日は10月10日、札幌の地は秋たけなわとなりました。「秋の七草」を思い返すと、そうそう、それは「お・す・き・な・ふ・く・は」なのです。

紫色の萩の花

「お」はおみなえし(女郎花)、「す」はすすき(薄) 「き」はききょう(桔梗)、「な」はなでしこ(撫子)、「ふ」はふじばかま(藤袴)、「く」はくず(葛)、「は」ははぎ(萩)なのです。

なかなか覚えずらいのて頭文字を拾って「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ」と唱えると意外に覚え安いのです。

我が別荘(?)に数年前に植えた萩が今咲いて見事です。萩の花が咲くと秋が深まってきていることを知ります。我が家の萩の背丈は2メートルを超して毎年たわわに花を付けてくれます。


秋は キノコの季節 

2014-10-07 19:34:56 | 

キノコの季節 自然のキノコは美味しい 知らぬキノコは吟味が必要

北海道医療大学の里山散策路の中ほどにキハダの木があります。この「キハダの木の根元に黄色味のキノコ」がわんさと生えていました。

このキノコの一部を抜いて食べられるのかどうか、すでにこころ見た人がいるようです。しかし抜いてその場にそのままにしてたち去っています。

 

キハダに寄生のキノコは食べられるのでしょうか。見かけ上は食べられそうです。取って帰ろうか、すこし心が動きました。持ち帰って食べられるかどうか調べて見てはどうかと思ったのでした。

しかし、笹刈り作業の途中でもあったので、気持ちは動いたのですが、そのままにしてその場を立ち去ったのでした。

 いつもはキノコを持ち帰り、「札幌東保健所」に持ち込み食べられるかどうか聞いて確かめるのですが、今日はキノコ取りの日にしていなかったので、そのままにして帰って来たのでした。

今思うと食べられるキノコか、食べられないキノコかを知るだけでも貴重な事であったのにと悔やまれるのでした。

 

キノコ狩りの時には、いつもしている保健所で鑑定を受けるという事をしなかった事に、今回は悔いが残るのでした。

キハダの木に付くキノコは食べられるかどうか、知識のある人是非教えて下さい。

 


北海道医療大学 里山 秋深まる

2014-10-05 21:06:07 | 自然

里山確実に秋深まる

 

10月4日(土)、5日(日)の両日、北海道医療大学里山(札幌近郊の当別町)の笹刈りに出向きました。笹を根元から切り取り、自然回復の様子を探るという実験の手助け(イベント)という行事に参加したのです。

 

昨年から参加したのですが、笹の進入を抑えるという珍しい試みなのです。今年はラビ妻が行けない事情が生じ、我が家からはカムイラビットが出向きました。

ただ無心に笹刈りをしていてはせっかくの時間がもったいなく、深く自然に浸る楽しみを頭に入れながらの作業です。自然とのかかわりが得られる事が何とも言えない心地よさなのです。

 

今年は皆の笹刈りの場から少し離れ、新しい場所の開削です。この場所を勝手に名を付けて見ました。その名は「ラビの園」にしようかな、「ラビの原」が良いかななどと勝手に考えながらの帰路でした。

カメラはもちろん持参していますので、周りの秋の深まりもキャッチして来ました。

 

ブドウの葉が見事に赤く染まり、確実に秋がやって来た事を知る事が出来ます。我が家の周りの街路樹のナナカマドも一部の木の葉も真っ赤に色付いています。ナナカマドの実ももうすでに真っ赤です。山ばかりでなく、平地にも秋は深まっています。

近所の人とのあいさつも「寒くなりましたね」と言葉を交わすようになりました。朝夕は気温が下がって肌寒いほどです。秋用の服に取り換えての生活です。

再び里山の話になりますが、ブドウの葉が色づいているばかりでなく、実を付ける草花、木の実も見事に実って目立っています。カメラに切り取って見ると木の実の写真ももなかなか魅力的です。

 

この頃の里山の道沿いは、何気なく急ぎ足で通り過ぎると花が目立つわけでもなく、景色の変化の無い変哲もないのですが、周りに気を配りながら散策路を歩くと珍しい発見がある物なのです。足元にはドングリの実が落ちていて、ドングリの実りの年の様です。他に目立つのは紫色のブシ(トリカブト)の花です。それらも急いで実を結実させています。

 

何点かの写真を撮って来ましたのでお見せします。


画廊法邑 品品法邑 法邑10周年記念展

2014-10-02 19:29:34 | 紹介

空間の素晴らしい喫茶 「画廊法邑」

 

カムイラビットが「三大喫茶」などと、以前紹介した事のある「画廊法邑」。開業当時からカムイラピットは飛び飛びに通っていますが、いつの間にか10年が経ちました。あっという間の10年でした。10年経ったので、先日(9月30日)10年記念会が札幌市教育文化会館小ホールで行われました。

10年記念会にはカムイラビット夫婦も出席し一時を楽しませて頂きました。そして2日(9月)に画廊法邑に「画廊法邑10周年記念展」が行われているというので、二人で出掛けて見たのでした。

画廊法邑さんの建物には空間を利用したゆったり感があり、多くの人から好感が持たれています。画廊ばかりでなく、喫茶・食事処もゆったり感があり、ご婦人たちの心をつかんでおり、今日も満席でした。

 

窓間から見る外の植物たちもお客さんを迎えています

部屋から窓越しに見る外の景も感じが良く、よく計算されて建てられており、気持ちを落ち付かせてくれます。ますますお客さんが多くなっています。

大画廊の他に、小作品展示室があります。

本店から30メートルほど離れた所にある別棟に「品品法邑」があり、絵画・木工作品の展示が行われています。どちらも無料公開されています。作家さん達にはこの会場(品品法邑)は魅力的だと言います。今回も空間を利用した型破りの展示がなされておりました。

 

品品法邑での展示。  会場は一階、二階とあります。

法邑さんの今回の展示の様子を写真で紹介しました。お時間があれば是非「法邑」さんにお立ち寄り下さい。作品をじっくり見るとなかなか良い作品ばかりです。