mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

三九郎

2011-12-24 | 松本の話題・情報
三九郎

田川の河川敷に早くも三九郎が出現しました。
子供が作ったとも思えません。
恐らくPTAの役員の方がつくったものでしょう。
年が明けて、松飾りや達磨を飾りつけて完成となり、火をつけるのでしょう。

私が幼少の頃は三九郎をつくるのに大人が手伝ってくれるという事はありませんでした。
年長の子供に教えてもらいながら、それぞれの子供が工夫をし楽しみながらつくったものです。






今朝の松本市は今冬一番の冷え込みとなりました。
昨日の午後5時頃から今日の午前11時頃まで氷点下が続き、今朝の7時頃に氷点下7.5度を記録しています。
寒くなりました。

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我が家の松本弁 「せんげざらい」

2011-12-24 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「せんげざらい」

「せんげざらい」は「川浚い」の意。

例文

※秀吉と父親の会話
父親 「ひでよし こんだ の せんげざらい にゃー
    とうちゃん かいぎが あって いけんで
    おまえ いって くり やな。」
秀吉 「えー おらーが いく だかい。」
父親 「あー たのむで いってくりや。
    いって くれたら おだちんで 10えん やる で。」
秀吉 「ほーかい ほんとに 10えん くれる だね。
    ほんじゃー いく わい。」

例文の標準語(?)訳
父親 「秀吉、今度の川浚いの日は
    お父さんは会議があって行く(参加する)事ができないので
    あなたが行って(参加して)下さい。」
秀吉 「えー私が行くのですか(参加するのですか)。」
父親 「あーお願いですから行って下さい(参加して下さい)。
    行ってもらえる(参加してもらえる)なら10円のお駄賃をあげますよ。」
秀吉 「そーですか、本当に10円頂けるのですね。
    それでは行きます(参加します)。」

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我が家の松本弁 「せんげ」

2011-12-24 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「せんげ」

「せんげ」は「用水路」や「大きくない水路」の意。




例文1

※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話

豊臣秀吉 「おださ おらんちの うらの せんげに
       どっかの いけから にげてきた 
       こいが いるで にがみに いかねかい。」
織田信長 「なんびきぐれー いるだい。」
豊臣秀吉 「さんびきは いると おもうじ。」
織田信長 「さんびきも いるだかい。
       そんじゃー ばけつ もって 
       すぐ いくじゃんかい。」


例文1の標準語(?)訳

豊臣秀吉 「織田信長さん、我が家の裏の用水路に
       何処かの池から逃げてきた 
       鯉がいますので捕りに行きませんか。」
織田信長 「何匹程いるのですか。」
豊臣秀吉 「三匹はいると思いますよ。」
織田信長 「三匹もいるのですか。
       それではバケツを持って直ぐに
       行きましょう。」

※私の幼少時には、敷地内にせんげから水を引いた池を持っている家が多くあり、村祭りの時のご馳走の一つである「鯉の旨煮」をつくるためにこの池で鯉を飼っていました。



例文2

子供 「とうちゃん かあちゃんは どこ いっただい。」
父親 「うらの せんげ い せんたくに いってるぞ。」


例文2の標準語(?)訳

子供 「お父さん、お母さんは何処に行ったのですか。」
父親 「裏の用水路に洗濯に行っていますよ。」

※私の幼少時は洗濯機は無く、洗濯板を使ってせんげで洗濯をしていました。




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