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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)

2022-04-30 | 県内市町村
4月29日付の市民タイムスの8面に『塩尻市洗馬の本洗馬歴史の里(釜井庵・資料館)で、絶滅危惧種の山野草・クマガイソウが開花した。隣接する本洗馬歴史の里資料館では30日午後から、同じく絶滅危惧種のアツモリソウの鉢植えを展示する』とありましたので、今日早速行って来ました。

和名 : レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)
科名 : APG:ラン科、 クロンキスト:ラン科、 エングラー:ラン科
学名 : Cypripedium macranthos Sw. var. flavum Mandl.

レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)

レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)

レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)

レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)


レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)は、北海道の礼文島(礼文町)にのみ生息する野生のランで、花色が紫ではなく淡黄色であることが特徴です。 
礼文島とは異なる生育環境の長野県塩尻市で見事な花を咲かせているレブンアツモリソウを見る事が出来る陰には、栽培されている方の大変な苦労があるのではないかと思っています。

アツモリソウの名前の由来は、アツモリソウ(敦盛草)の袋状になった丸い唇弁を、平氏の武将である平敦盛(たいらのあつもり)の背負っていた母衣(ほろ)に見立てての和名との事です。
※山溪名前図鑑 和名の由来と見分け方 野草の名前(春) から一部引用。
※母衣(ほろ)は、後方からの流れ矢を防ぐ武具。

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