大阪城(おおさかじょう) 千貫櫓(せんがんやぐら) 南面 入母屋破風(いりもやはふ) 蕪懸魚(かぶらげぎょ)
所在地 大阪市中央区大阪城1-1
撮影月 2023年9月
鰭の部分の白漆喰が剥落していましたので、芯材に白漆喰がどの程度に塗られているか良く分かります。
参考
松本城天守一階に展示されている懸魚の芯材です。
辰巳附櫓に取り付けられていたもので、材は桧(ヒノキ)です。
辰巳附櫓に取り付けられていたもので、材は桧(ヒノキ)です。
この芯材に白漆喰(しろしっくい)を塗り重ねて表面が白漆喰の懸魚になります。
芯材に直接白漆喰を塗った場合には剥げ落ちてしまう可能性があるので、この芯材に下げ苧(さげそ・さげお)を釘でとめてから白漆喰を塗り重ねます。
※下げ苧は、麻(あさ)や棕櫚(しゆろ)などの繊維の束です。
大阪城(おおさかじょう) 千貫櫓(せんがんやぐら) 南面 入母屋破風(いりもやはふ)
蕪懸魚(かぶらげぎょ)