
「びりっけつ」は「最下位」の意。
例文
※豊臣秀吉と母親の会話
秀吉 「かあちゃん きょうの うんどうかいの とびっくら
いっとうしょう だったじー。」
母親 「おおそーか。
おめーは ちいせーが あしは はやいなー。」
秀吉 「おだちゃは とちゅうで ころんじまったもんで
びりっけつ だったじ。」
母親 「おー そりゃー もうらしい こんだったなー。
で、けがはしなんだだかや。」
秀吉 「うん ひざっこぞう んとこ ちょっと
すりむいた だけだったじー。」
例文の標準語(?)訳
秀吉 「お母さん、今日の運動会のかけっこで
一等賞をとりましたよ。」
母親 「そーですか。
あなたは背は低いですが、走るのは早いですね。」
秀吉 「織田信長君は途中で転んでしまったものですから
最下位でしたよ。」
母親 「それはかわいそうな事でしたね。
で、けがはしなかったのですか。」
秀吉 「ええ、膝小僧をほんのちょっと
擦りむいただけでしたよ。」
びりのどんけつ。
標準語とは言わないけれど子供が使うあまり上品でも無い言葉でしょう。
それよりは秀吉君の母親が言った「もうらし」でしたか?可哀想なと言った意味のことばは松本弁だと思いますね。
実はネットのヤフーの辞書で調べてみましたら、松本で使っている意味と同じ内容が出てきました。
「どんけつ」、意味は分かりますが、我が家でははあまり使いません。
有難うございました。
有難うございます。
「びりっけつ」は全国いたるところで使われている言葉で理解いたしました。
松本は今朝も雪が舞っています。
冬に逆戻りして、桜の蕾も「びっくらこいている」と思います。
※「びっくらこいている」=「驚いている」の意です。