高ボッチ高原・鉢伏山の植物 イヌゴマ(犬胡麻)
茎は直立し、高さは40~70cm。
萼は長さ7m程で裂片は刺状に尖る。
花冠は淡黄色で長さ約1.3cm。下唇内面に紅色の細点がある。
茎には下向きの毛がある。
このイヌゴマとしたものは茎、葉、萼などに開出した毛が密生していますのでエゾイヌゴマvar. riederiとなるのかもしれません。
長野県植物誌では「茎や萼の毛の多少により、多毛のものをエゾイヌゴマ、無毛または少ないものをケナシイヌゴマ、中間のものをイヌゴマとして区別することが一般的だが、県内の植物の毛の量は連続的に変化し、明確に分けることはできない。また、地理的に県北部の植物に毛が多いという事も認められない。それ故、県内の植物はすべてイヌゴマとして取り扱う事にした。」とあります。
和名 : イヌゴマ(犬胡麻)
別名 : タイリクイヌゴマ(大陸犬胡麻)
チョロギダマシ(草石蚕騙)
科名 : APG:シソ科、 クロンキスト:シソ科、 エングラー:シソ科
学名 : Stachys aspera Michx. var. hispidula (Regel) Vorosch.
開花 : 7月~9月
科名 : APG:シソ科、 クロンキスト:シソ科、 エングラー:シソ科
学名 : Stachys aspera Michx. var. hispidula (Regel) Vorosch.
開花 : 7月~9月